診察 − 先ずは問診から
ある文章に、「医師は患者が着席するまでに、100近くのポイントを観察している」と書いてあったのを読んで、半ば驚き、感心した事があった。
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T医師には「症状の説明」と称したメモを渡してあったので、問診の要点は下記の2点に絞られた。
? 今、困っている事(症状)は、どんな事ですか?
? (投薬治療により)どんな点が、改善しましたか?
これに対して、
? 声が出ずらい。
? 体が楽に動く様になった。
と、回答した。 更には、メモにある症状の自己評価で、
「非運動性自覚と脂汗は、全くなくなった・・と言う事ですか?」(T医師)
との質問を受けた。 これに対しては、その旨を回答した。 更には、新しく発生した症状である眩暈(めまい)にも注目した。 きっと画像診断で明らかとなった小脳萎縮(多系統萎縮症)との関連が、頭をよぎったのかも知れない。
その他、薬の副作用として胃腸障害(胃のむかつき)の有無も尋ねられたが、
「ありません」 (私)
と答えた。
そして・・ いよいよ次は、今回の核心となる質問である。