パーキンソン病/症候群の闘病記です。 同病の方々のご参考になれば幸いです。

idやURLのPSPとはパーキンソン症候群の中の進行性核上性麻痺、PAGFとはPSPの非典型例である純粋無動症の事です。

こ、こんなに早い? 薬効の実感!

 さて診察が終わり、処方箋と次回の予約票を受け取り、採血を済ませ、会計終えた。 十分過ぎる程の時間を割いてくれたT医師に深謝である。

 

血液検査の項目は薬剤の副作用(薬物の代謝=肝臓排泄=腎臓の機能など)をモニターするための一般的なものであり、投薬治療開始前の数値を調べるためのものである。 そしてその結果は、次回の診察日に伝えてくれると言う。

 

薬局に処方箋を出し処方を受けた時、やはり突発睡眠の注意を薬剤師から受けた。 発生率は低いらしいが、その結果が重大となる可能性があるからであろう。 薬袋にも、注意の紙が入っていた。

 

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診察日(=処方日)の夕食後、最初のビ・シフロール0.125mg錠を1錠、服用した。 錠剤は大袈裟なPTP包装に入っていたが、(後に知ったのであるが)遮光のためらしい。 小さな白い錠剤である。

 

翌朝起床時に、既に感覚が違っていた! でも、いくら何でも早すぎる・・ しかし3日目の朝、その感覚の変化は確信に変わっていった。 

 

薬効は先ず、非運動性症状(ふらつき感、脱力感、両手の異常感覚)の改善に現れた。 これまでの数ヶ月間、両手にゴム手袋をはめている様な違和感が続いていたが、これが症状の一つであったという事のだ。

 

投薬開始から効果の発現まで3週間かかる・・と、T医師に言われているのに!?! 自己評価では、既に初日で体感した事になる。 これを著効と言わずして、何を著効と謂わんや!

 

では、症状の変化を経時的に見てみよう。 いや、待てよ・・ どうしてこれ程までに、抗パーキンソン薬が奏功するのだ???