こ、こんなに早い? 薬効の実感!
血液検査の項目は薬剤の副作用(薬物の代謝=肝臓、排泄=腎臓の機能など)をモニターするための一般的なものであり、投薬治療開始前の数値を調べるためのものである。 そしてその結果は、次回の診察日に伝えてくれると言う。
薬局に処方箋を出し処方薬を受けた時、やはり突発睡眠の注意を薬剤師から受けた。 発生率は低いらしいが、その結果が重大となる可能性があるからであろう。 薬袋にも、注意の紙が入っていた。
―――――――――――――――――――――――――――――――
診察日(=処方日)の夕食後、最初のビ・シフロール0.125mg錠を1錠、服用した。 錠剤は大袈裟なPTP包装に入っていたが、(後に知ったのであるが)遮光のためらしい。 小さな白い錠剤である。
翌朝の起床時に、既に感覚が違っていた! でも、いくら何でも早すぎる・・ しかし3日目の朝、その感覚の変化は確信に変わっていった。
薬効は先ず、非運動性症状(ふらつき感、脱力感、両手の異常感覚)の改善に現れた。 これまでの数ヶ月間、両手にゴム手袋をはめている様な違和感が続いていたが、これが症状の一つであったという事なのだ。
投薬開始から効果の発現まで3週間かかる・・と、T医師に言われているのに!?! 自己評価では、既に初日で体感した事になる。 これを著効と言わずして、何を著効と謂わんや!
では、症状の変化を経時的に見てみよう。 いや、待てよ・・ どうしてこれ程までに、抗パーキンソン薬が奏功するのだ???