宣誓(米国は宗教国家) - 滞米生活、その23
以前、下記URLで宗教の話しをしましたが、今日も宗教の話しです。
http://psp-pagf.hatenablog.jp/entry/2019/11/17/090323
様々な言語、様々な習慣、様々な文化、様々な価値観を持った様々な人種で構成されている米国を国家としてまとめて行くのが、法律と宗教の役割なのでしょう。 米国は宗教国家です。 実際、トランプ氏が大統領に就任する時、聖書に手を置いて神に宣誓しましたよね。 だからその「正義」の基準に「Christian Righteousness」があるのだと思います。 米国的民主主義も、その「公正さ、公平さ」に拠るのでしょう。
それと同じ場面が、実は私にもありました!
CSU(コロラド州立大学)に赴任して一週間程しましたら、事務室に呼ばれました。 行ってみると正装の男性が待っていました。 (米国の田舎町では、背広姿の男性を見る事はまれです。) そして、小生の右手を聖書の上に乗せる様に促して、訊くのです。
詳細は忘れましたが、確か「Do you swear ・・ American Constitution ・・?」と言う様な事でした。 つまり、「米国で働くに当たって、あなたは米国の憲法を遵守する事を(神に)誓いますか?」と。 ここで「Yes, I do.」と言わなければ、「ハイ、お帰りはあちら・・」と言う事なのでしょう。 その男性は、宣誓を専門に行う人でした。 この時、私は口頭で宣誓しただけで、宣誓書へのサインは要求されませんでした。 彼が私の宣誓の証人なのでしょう。
トランプ氏が大統領就任にする時のテレビ中継を見ていて、そんな当時の事を思い出しました。