パーキンソン病/症候群の闘病記です。 同病の方々のご参考になれば幸いです。

idやURLのPSPとはパーキンソン症候群の中の進行性核上性麻痺、PAGFとはPSPの非典型例である純粋無動症の事です。

担当者会議

 

さて、暫く前にケアマネのMさんから、

 

   「(サービス)担当者会議を開きたいが、都合の悪い日は?」

 

と、日程を照会する電話があり、それに答えると、

 

   「分かりましたぁー、日程が決まりましたら、再度お電話しますねぇ・・」

 

と言い、その後の受電で、本日の9:30と言われた。 今日はその会議の当日だ。

 

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朝、結構早いので、妻は朝食後、早速掃除に掛かった。 私は、髭を剃り、歯を磨いて顔を洗って、整姿整容に努めた。 9:28頃、N整形外科の車が庭に入って来たかと思ったら、次々と車が入って来て、定刻には、メンバーが揃った。 たった一人、ケアマネのMさんを除いて・・

 

定刻に到着したメンバーが、玄関を上がって、リビングルームで待っていると、2~3分遅れて、

 

   「どうも、遅れてすみません」

 

と言いながら、ケアマネのMさんが入って来た。 こうして、担当者会議が始まった。 Mさんは、先のケアプランを全員に配布し、概要を説明し出した。 私は説明の頃合いを見計って、

 

   「実は、総合病院の作業療法士から、私に必要なのは、『通所リハビリでなく、訪問リハビリだ』と言われました。 その中で、日常生活における・・」

 

と言ったら、N整形外科のKさんとケアマネのMさんとが、顔を見合わせた。 そして、ケアマネのMさんが、ボソッと、

   「(私は)そうじゃないかと、思ってた」

 

 

と言った。 で、彼が、N整形外科のKさんと顔を見合わせた理由は、どうも、

 

   【N整形外科は、要支援の患者に対する訪問リハビリの認可を持っていない】

 

から・・らしい。 但し、要介護者の患者に対しては持っているらしい。

 

そんな事を議論していると包括支援センターのKさんが自分のカバンの中から、焦げ茶色の丈夫そうなカバーの、厚さ1cm位のノートを出してきて、こう言った。

 

   「〇〇さんの場合は、要介護1に極めて近い要支援2だったんです」

 

と。 つまり、次回判定の時に要介護1になる可能性が高い・と言うのだ(ろう)。 これにより、新たに「要支援」での「訪問リハビリ」の認可を持っている所を探さなくても、次回判定以降、今のN整形外科で訪問リハビリを受けられる(可能性が高い)事を意味する。

 

これを、ケアマネのMさんは、

 

   「じゃあ、通所リハビリで始めて、何か都合悪くなったら、(私に)言って下さい」

 

と纏めた。 その他、特に議論する箇所も無く、担当者会議は無事終了した。

 

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その後に、N整形外科との契約書・福祉用具レンタル会社Yとのレンタル契約書等沢山の印章を押した。 そして、最後にY社のOさんが、歩行器の試用品を出して来た。 かねてから、お願いしてあったものだ。 彼は、ゴツくて大きなものと、簡易で軽いものを用意した。 私は、後者が気に入った。 兎に角、軽いのであるが、勿論、強度も十分ある。 

Oさん曰く、

 

   「(フレームの材質が、)カーボン・ファイバーで出来ているので軽いんです」

 

と。 最近ではプリウスに乗せて、走っている。