パーキンソン病/症候群の闘病記です。 同病の方々のご参考になれば幸いです。

idやURLのPSPとはパーキンソン症候群の中の進行性核上性麻痺、PAGFとはPSPの非典型例である純粋無動症の事です。

ハローワークと年金事務所 

 

2018年12月も、つまり今年も残すところ1週間とチョットになってしまった。 残る行事も少なくなって来た。 そんな某日、ハローワークに行った。 今回は、前回から3週間後の「出勤」である。 きっと、4週間後だと、年末行事と重なってしまうのだろう。

 

   http://psp-pagf.hatenablog.jp/entry/2018/12/13/080029 (この末尾)

 

「出勤時刻」は15時半。 そこで我々(=妻と私)は、14時に自宅を出発した。 すると、ほぼ1時間で到着した。 つまり、「出勤時刻」の30分前である。

 

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2階にエレベーターで行き、⑥番窓口を目指した。 すると、結構、人でごった返していた。 その理由は、今日が4週間目となる人と一緒だからである。 そこで、一旦トイレに行ってから、⑥晩窓口の前の方の椅子を確保した。 と言うのは、前の時間帯のグループの求職者が書類を受け取り帰るので、ぽつぽつと空席が生じるからである。

 

やがて、15時半のグループの受付が、15時20分に始まった。 見ると、妻が3番目に並んでいる! うん、これなら早そうだ。 事実、15分程で「失業認定」が終わった。

 

続いて、1階の③番窓口での、求職相談である。 妻が、所定のスリットからカードを入れると、職員からカードケースに入った山吹色のA4の紙を渡された。 内心、

 

   「(余り長くないといいなぁ・・)」

 

と思いながら待っていると、

 

   「黄色い紙をお持ちの方? どぅぞー・・」

 

と呼ぶ声がした。 見ると、60歳前後と思われる男性であった。 彼の正面の椅子に座って、書類を交換した。 すると、彼は迷わず、今日の日付と「ハローワーク〇〇 紹介・相談」の朱印を押して、「相談」文字を丸で囲んだ。 そして、その「雇用保険受給資格者証」を返してくれたのである。 つまり、今回も実質0分だった。 尚、失業手当の振込額は、これまでの3/4である。

 

 

こうして、失業給付関係は全20分程で終了したが、これから年金事務所に行く予定だ。 用件は、年金振込口座の変更である。 勿論、インターネット経由で可能だが、一度、記入項目の説明を訊いてからの方が、確実だと思ったからである。

 

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年金事務所は、ハローワークからの帰宅路にある。 しかし、妻はナビを入れると言う・・ その理由は、見過ごしたら戻らなければならないから・・と言う事らしい。 ま、ここは、運転者の言う通りにするのが、一番だ。

 

こうして、車で15分程で、無事に年金事務所に到着した。 車を身障者用駐車場に停め、受付に行くと、女性が

 

「本日は、どの様なご用事でしょうか?」

 

訊いてくれるので、妻が、

 

「年金の振込先(の銀行口座)を変更したいんです」

 

と答えた。 更に、女性が

 

「どちらの銀行に・・ですか?」

 

と訊くので、妻が通帳を出して、銀行名を答えた。 すると、彼女は、

 

「今、1時間待ちですけど、どうします? 郵送でも出来ますよ」

 

と教えてくれた。 私は、チョット考え、郵送にする旨を答えた。 と言うのも、既に4時を過ぎているので、冬至も近く、1時間も経つともう周囲は真っ暗になってしまうからだ。 

 

すると、彼女は用紙と書き方マニュアル(各A4で1頁)を書棚から出してきて、書き込む上での注意点を項目毎に説明しながら、申請書が記入するべき所を鉛筆で囲んだ。 更に、事務センター行きの「料金受取人払い」の封筒までくれた。 そればかりか、

 

「通帳をお持ちの様ですから、コピーしましょうか?」

 

と言ってくれたのである。 尚、口座変更には、通帳のコピーを添付する必要があるのだ。 また、更には

 

   「手続きに1ヶ月程かかるので・・ 年末年始の休みもありますから・・ 今年中に、出す(=投函する)と、次回(の2月15日の振り込み)に間に合いますよ」

 

と教えてくれたのだった。

 

何と言う親切だろう!?! ここまでやってくれた事に謝意を述べ、暖かい気持ちで帰宅した。