水難の相―8(1日当たりの漏水量の推定と水道光熱費のアップ)
そして夕方、郵便受けを見ると、丸まったスリップが入っていた。 そう、「使用水量のお知らせ」である・・ そこに印字されていたのは、
今回指針 XXXX ㎥ |
前回指針 YYYY ㎥ |
旧メーター水量 0 ㎥ |
今回使用水量 68 ㎥ |
今回下水汚水量 0 ㎥ |
|
( 前 回 水 量 ZZ ㎥。 前 年 同 期 44 ㎥)
(XXXX-YYYY=68)
では、気になる水道料金は? 11,000+α円であり、普段の2ヶ月分のほぼ倍である。 いやぁ、良くこの金額に収まった・・と、安堵した。 S氏やT氏は、「何万円にもなりますよぉ・・」と言っていた。
――――――――――――――――――
では、気になる1日当たりの漏水量(又は使用量)は? 次の2つの方歩で推定してみよう。
- ① 水道メーター(量水器)の示値
- ② エコキュートのコントローラーのモニターの表示
先ず、①であるが、今回の総使用水量(68㎥)から前年同期の値(44㎥)を近似値として用いると、24㎥(=68-44)となる。 これが10日間で漏出したとすれば、平均2,400リッター/日(=24×1,000/10)と言う事になる。
次に、②であるが、モニター上ではベースライン=漏出速度)が目測で50リッター/時だった。 であれば、1,200リッター/日(=50×24)に、平均使用量300リッター/日を加えれば、1,500リッター/日となる。
更に、妻の証言(『画面に表示される朝一の湯使用量が、これまでずーっと「0」だったのが、この所「300」(リッター)台を表示している事が多い』)から、仮に午前7時に350リッターだとしたら、上記と同じ結論となる。 (漏出速度=50リッター/時(=350/7))
最後にS氏の証言(「1分間に1リッターですね・・」)から推すと、1740リッター/日(1×60×24+300)だろう
以上を比較すると、①が大きい様に思えるが、これは実際に濾水を疑う前(=約10日前)から少しずつ漏れていた事と推定すると、漏水速度を1,500~2,000リッター/日と推定して、中らずと雖も遠からず・・であろう。
――――――――――――――――――
では、気になる電気料金は?
使用量として、昨年同期と比較して、3%アップに留まった! 電気料金に至っては、2.5%アップに収まった!!! その(=後者の)原因は、① 使用量のアップ率が最も高いのが、割安な夜間料金であった事、② 燃料費調整額(マイナスの金額)の絶対値が増した事、による。
まぁ、これ位なら「誤差の内」と考える事も可能である。