リハビリ390―久しぶりにY士と
9月上旬の今日は、リハビリと診察のある日だ。 この場合は、理学療法士がいつものI士でなく、Y士の場合が多かった。 そんな訳で、今日の担当はY士なのだ。 久しぶりである。 事実、M医師による予診を受けて待っていると、Y士が声を掛けて来た。
―――――――――――――――――――
こうして施術が始まったが、先ずは彼からの質問があった。
「どうですか、転んだりしてませんか?」
勿論、私が正直に答えると、更に質問した。
「えぇ・・ 実は、転んでしまいました。」
「どうして、ですか?」
「ヘッジトリマーを使って園芸作業をしていたんですが、移動する時にバランスを崩してしまい、『オットット』となってしまったんです。 その時・・」と、下記の状況を詳しく説明した。
http://psp-pagf.hatenablog.jp/entry/2017/09/17/063349
彼は暫く聞き入っていたが、やがて施術を始めた。 そして、台の上にうつ伏せになった時、白いケーシー姿の青年が立っているのが目に入った。 すると青年は、
「私、Tと申します。 本日は、一緒に勉強させて頂いております」
と私に向かって、ストラップで下げた名札を提示した。 そう言えば。Y士と私が転倒の話しをしている時には、いなかった。
―――――――――――――――――――
さて、Y士が私に施術をしていると、TがY士に質問して来た。
「あれっ? パーキンソン病で、ヤールの重症度分類では、両側(りょうそく)に振戦が出るのって、いくつからでしたっけ?」
と。 これに対してY士は無言だったので、Tは
「いくつだったっけなぁ・・ あれぇ、忘れちゃった・・」
と照れ隠しでもする様に、自虐的に言った。 それでもY士は無言だったので、私は思わず
「(ヤール2からですよ!)」
と喉まで出かかったが、グッと飲み込んだ。
注:ヤールの重症度分類:https://athome-kaigo.jp/yar-parkinson