パーキンソン病/症候群の闘病記です。 同病の方々のご参考になれば幸いです。

idやURLのPSPとはパーキンソン症候群の中の進行性核上性麻痺、PAGFとはPSPの非典型例である純粋無動症の事です。

診察201506―3

で、最終項目である。

 

(3) その他 

 

⑧ 昨年の定期健康診断で、第II度高血圧(161/94)の指摘。 薬の副作用? 要加療?

⑨ 指定難病医療費受給の継続申請のための診断書を有難うございました! 今週、申請します。

 

これに対して、特にコメントはなかった。 そして、私から飲み忘れの状況を説明した。

 

最終就業日の様子

 

  • 午前中にリハビリがあり、最終就業日でもあり朝からドタバタとし、朝の服薬を失念。
  • リハビリ後に出社。 月末処理や退職手続きに時間が掛かり、慌ただしく、昼も失念。 
  • (常時サイフに、1回分の薬剤は携帯している。)
  • 午後4時半過ぎに帰宅するも車の後部座席から中々出られず、車体にもたれ掛かりながら漸く降車した。 降りても玄関ドアまでの2mがとても遠く思えた。 脚は思う様に進まず、段差に脚は重く、杖に頼り、壁に倒れ込みながら、やっとの思いで入室した。

    ・ ドア枠に掴まりながら靴を脱ぎ何とかリビングに辿り着いたが、強い疲労感に襲われた。

   ・ 強い歩行障害の原因として、「薬の飲み忘れ」を思い出した。 そこで直ぐに、服薬。

   ・ 更に5時間以上服薬間隔を空け、就寝前(23時)に服薬した。 すると翌朝、トイレに起きたが、脚が余りすくまない! そこで以降は、就寝前(23時)に服薬する様にした。

 

で、少し踏み込んでみた。

 

以上の経験からの仮説

 

① 薬は食後に飲むより、時間を決めて飲んだ方が効果をコントロール(=平準化)できる。

 

② 薬効は服薬後数時間に及び、なだらかに持続。

                              (ドプスの未変化体(=ドロキシドーパ)の血中濃度のピークは、投与後2時間)

 

     例1)前夜飲み忘れると、翌朝のトイレ時に強くふらつく。(再現性、有り)

 

     例2)夜21時に飲むと翌朝4~5時のトイレ時にふらつくが、夜23時に飲むと翌朝安定している。

 

     例3)朝は活動度が低いので、(午前10時の服薬まで)効果が低くても、さほど困らない。

 

③ そのため服薬を失念しても慌てず、5時間以上、服薬間隔を確保する様にする

 

この仮説を読みながら、S医師はうなずいていた。