パーキンソン病/症候群の闘病記です。 同病の方々のご参考になれば幸いです。

idやURLのPSPとはパーキンソン症候群の中の進行性核上性麻痺、PAGFとはPSPの非典型例である純粋無動症の事です。

かき氷-1

2014年の8月も暑かった。 何しろ、最高気温が体温より高い日が続いたのである。 そんな酷暑が一段落した月末に近い某日、埼玉県秩父市まで「かき氷」を食べに行った。

 

たかが「かき氷」と、笑うなかれ。 今年のトレンドである。 都内でも行列のできる店がTVで紹介されたので、ご存知の方もいらっしゃるだろう。

 

(尚、以下は特定の店舗やメニューを推奨する商業的意図はなく、個人の体験と感想である。)

 

今回は知人の運転で、車で出掛けた。 以前は国道254号線を北上して140号線に出たが、今回はナビに従って、17号熊谷バイパスから140号線に出た。

 

途中工事渋滞はあったものの、快適なドライブとなった。 そして、目的地付近に達して、ナビが案内を終了した。 

 

   「(さぁ、かき氷が食べられるゾー!!!)」

 

と、皆が期待に胸を膨らませた。

 

所が、看板や幟が見当たらないのである。 その知人は、電車で店に行ったことのある人から、

 

   「(上長瀞の)駅から歩いて、直ぐだったよ」

 

と聞いていたので、一旦、駅に向かった。 夏の終わりの観光地駅前は閑散としていた。 ただ、ライン下りの呼び込みがいるだけである。 すると、「氷」の旗の下に「阿左見冷蔵」の文字があった!

 

でも、有名店のハズなのに、客が一人もいない・・ これに違和感を覚えた知人が車を降りて、その店の人に本店の場所を訊いたら、140号を秩父方面に向かって、車で5分だと言う。 そこで、再度道路左側を皆で注視しながら、再び進んだ。

 

所が、行けども行けども見当たらない。 遂に

 

   「いくら何でも、遠すぎない?」

 

と言うので、道路沿いの駐在所で訊いたら、矢張り来過ぎていた。 そして、警官の案内場所近辺の道路沿いに一旦停車し、対向車線を視ると、明らかに「観光客」と言う出で立ちの人が居る! しかもその向こうには、行列が見える!!! もう、ここしか無い!!!!!

 

   http://f.st-hatena.com/images/fotolife/P/PSP-PAGF/20140911/20140911095140.jpg?1410399547

 

と言う訳で、漸く辿り着いた。 確かに「阿左見冷蔵」の看板はある。 しかし、ブロンズ色のそれは、そこに在る事を知っている人にのみ分かるものであった。 

 

いよいよ・・である。

 

でも、直ぐにかき氷が食べられる訳でも無かった・・