パーキンソン病/症候群の闘病記です。 同病の方々のご参考になれば幸いです。

idやURLのPSPとはパーキンソン症候群の中の進行性核上性麻痺、PAGFとはPSPの非典型例である純粋無動症の事です。

リハビリ64―開脚力


11月中旬の今日は、24回目のリハビリの日である。 しかし、Y士のスケジュールが詰まっていて、4:20のスタートとなった。 この時間帯は、初めてである。

 

実はリハビリ時間が遅いので、午前中から税務(中間申告)で税務署や銀行に走り廻り、疲れてしまっていた。 折角のリハビリの日であるが、月末にはグアムに行くので申告期限は結構迫っているのだ。

 

Y氏もそれを察したらしく、マッサージやストレッチをしながらこんな会話をした。

 

   「今日は眠そうですねぇ?」

 

   「ええ、仕事で走り回って、疲れちゃいました。」

 

   「仕事・・って、どんな?」

 

   「経理です。 税務署にいったり・・」

 

   「じゃぁ、今日(のリハビリ)は少しセーブした方が良いですか?」

 

   「いえ、それは大丈夫です。」

 

新しいトレーニングも組み込まれた。 それは脚を開く力を増すためであろう。 仰向けになった私の膝の辺りの横にY士が座り、私が開脚する時の負荷になる。 そう言えば体の横方向への運動は、初めての気がする。

 

やはり、一日の終わりは疲れている。 次回からは、420分スタートは止めよう。 リハビリとして説明や施術を受ける側として、万全の体制を整えてなければY士に失礼であるし、この日のために折角新しい技を考えてきてくれたのに申し訳ない。 そして何より、リハビリも疲れていては効果が上がらない。