パーキンソン病/症候群の闘病記です。 同病の方々のご参考になれば幸いです。

idやURLのPSPとはパーキンソン症候群の中の進行性核上性麻痺、PAGFとはPSPの非典型例である純粋無動症の事です。

診察―201109-4(MRIの結果は?)

次はMRIの結果とその評価である。 私は予め、下記の質問をメモに書いておいた。

 

質問

・ 823日のMRI撮像により、どの様な知見が得られたでしょうか?

・ 1年前の像と比較して、どの部分がどの様に変化したでしょうか? 

・ その変化は疾病構造や発現症状と、どの様な関連があるのでしょうか? 

1年前の田島医師の所見は、「小脳に僅かな萎縮が見られるが、気にする程でもない。 黒質部や線条体に、画像上の異常は無い」でした。)

 

I医師は、MRI像の映ったモニターを、私にも見える角度に変えてくれた。 

 

「萎縮もないし・・ 過去の脳梗塞痕もないし、きれいですよ」 (I医師)

 

と、I医師は全体的な評価をし、1年前の画像と切り替えた。 素人目には、今回の画像と区別は付かない。 I医師は、

 

   「本当は、去年の(画像)と今年のとを、(モニター上で)並べられるんだけど、やり方がよく分かんないの」 (I医師)

 

と、少しはにかんだ様な表情をした。 カワイイねぇ・・ そして、

 

   「今から画像を(今年のに)切り替えるから、(去年の画像を)よく憶えておいてね」

 (I医師)

と。 素人目には、両者の差は分からない。

 

最後に、気になっていた小脳の萎縮について尋ねたら、

 

   「全く、問題ないわよ!」 (I医師)

 

と、太鼓判を押してくれた。 先ほどの指タップ等の小脳の機能テストが完璧だったからであろう。 また他の脳部位にも萎縮が見られないので、多系統萎縮症でもないと言う。