診察201409―2
どうやら、「傷病手当」の申請に備えている様だ。 傷病手当の申請には、医師が証明する欄がある。
・ 傷病名・初診日・発症日・原因等、病気に関する事
・ 診察日数・手術・経過・転記等、治療に関する事
・ 労務不能と認められた医学的な所見
この内、一番重要なのが最後の項目であるのは、明らかだ。 と言うのは、この所見に基づいて支給の可否が決定されるからである。 風の噂では、ここに「自宅療養」と言う文字が入ると、確実らしい。
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S医師はマウスを動かしながらモニターを凝視しながら、こう言った。
「そろそろ(前回の撮像から)1年になるので、1月になったら、MRIを撮ってみましょうか?」
「ハイ、お願いします。」
「そうしたら、MRIで(特徴的な像が)出なくても、症状から特定疾患(の病名)が書けるどうか、考えてみましょう。」
「ハイッ!」
と、言ってくれた!!! そこまで言うからには、何か思う所があるのだろう。
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その後、次回の予約を7週間後の10月下旬にお願いし、処方量は従前を維持する事となった。 こうして9月の診察は終わった。 ・・が、S医師は、どの様な特定疾患名を考えているのだろう。 やはり「進行性核上性麻痺」(PSP)なのだろうか?
期待半分、恐さ半分である。