パーキンソン病/症候群の闘病記です。 同病の方々のご参考になれば幸いです。

idやURLのPSPとはパーキンソン症候群の中の進行性核上性麻痺、PAGFとはPSPの非典型例である純粋無動症の事です。

N整形外科を受診する(1)

さて、今日は8月上旬、予約してあったN整形外科の受診日だ。 院長を受診せよ・・と言う事で、ケアマネが調整してくれたのだ。 場所は駅前のテナントビル内にあるので、車で15分あれば、受付まで到達できる。 但し、初回は「診察申込書」を書いたりと色々と手続きがあるので、30分前に出掛けた。

 

少し早目に着いたが、妻が受付を済まして待っていると、暫くして検査室へと呼ばれた。 看護師の案内で入って行くと、

 

   「先ず、骨密度を測りましょう」

 

と言われた。 狭い通路を、すくみながら進むと、小部屋の隅の小さなマシーンの前の椅子に案内されたので、そこに腰掛けた。 すると、看護師が、

 

   「利き手はどちらですか?」

 

と訊くので、私が

 

   「右手です」

 

と答えると、看護師が、

 

   「じゃあ、左腕を台の上に乗せて下さい」

 

と言うので、私が左腕を乗せると、看護師がスイッチを押し、スキャンが始まった。 約10秒でスキャンは終わり、再び看護師の介助を得て、すくみながら元の待合室に戻った。 それから10分程して、受診室の前で待つ様に言われた。 

 

その受診室は、先日見学に来たリハビリ室の隣りにあるのだった。 つまり、靴を脱いで、靴下で行くのだ。 見学の時は、全く分からなかった。 受診室は3つあり、その内2つのみ、医師がいるらしく、看護師が患者を呼んでいた。 更に待つ事、10分、漸く私の名前が呼ばれた。

 

診察室に入ると、専用のスリッパがあったので、それを履いて患者用の椅子に座った。 さあ、いよいよ、N医師の受診である。 一体、どの様なキャラクターの医師なのだろう・・と思っていたら、N医師がこちらを向いた。 すると、妻に気付いて、

 

   「奥さんですか?」

 

と訊いた。 一応、確認する必要があるのだろう。

 

そして、先ずは先程の骨密度の測定結果について、「十分だ(=合格)」と言及した。