パーキンソン病/症候群の闘病記です。 同病の方々のご参考になれば幸いです。

idやURLのPSPとはパーキンソン症候群の中の進行性核上性麻痺、PAGFとはPSPの非典型例である純粋無動症の事です。

リハビリ483―T(Y)嬢、再び

さて、今日は5月下旬、リハビリのある日だ。

 

先ずは、作業療法。 いつものM士でなく、M士グループのT嬢(T(Y)嬢)である。 最初、

 

   「〇〇さーん?」

 

と呼ばれた時、一瞬、誰(だった)かな(?)と思ったが、その笑顔で思い出した。

 

   http://psp-pagf.hatenablog.jp/entry/2019/01/03/090009

 

そして、リハビリテーション室に入り、台を探すと、私に座る様促し、

 

   「今日は、先ず上半身のマッサージを行い、それから書字の練習をしてから、下半身のマッサージをやりましょう」

 

と言った。 事実、私の肩から下流(=指の方向)へマッサージを行い、それから、書字の練習をした。 いよいよ、下半身のマッサージかとおもったら、時間になり、理学療法の時刻となった。 要するにT(Y)嬢は、今日の(全体の)予定を述べたのであって、彼女の予定を述べたのでは無かったのだ。 そうで無ければ、作業療法士が「下半身のマッサージ」を行う事になってしまう。

 

こうして、理学療法士と交代するのだが、今日の担当は初めて会う女性である。 名をHと言う。 すると、H嬢がやって来て、

 

   「Hと申します。本日の理学療法を担当させていただきます」

 

と挨拶をした。

 

こうして、H嬢による理学療法の施術が始まった。 先ずは、下半身のマッサージと、その後のストレッチである。 この辺の手技に個人差は無い。

 

その後、彼女は、

 

   「チョット、待ってて下さい?」

 

と言い、私の視界から消えた。

 

さて、暫くして、H嬢が戻って来た。 手には何か金属製のツールを持って来て、それを私の目の前で広げて、高さの調節をした。 それは、先日試した「ウォーカー」の様に、自分の前を囲んだ。 唯、異なるのは、前がタイヤでなく、ただの棒になっている事だ。

 

つまり、前進するためには、ツール全体を持ち上げて、前の方に置いてやらなければならない。 この時。ガシャと大きな音がするのである。 それに、一歩一歩の度に、ツールを持ち上げなければならず、使い勝手も良くない・・