パーキンソン病/症候群の闘病記です。 同病の方々のご参考になれば幸いです。

idやURLのPSPとはパーキンソン症候群の中の進行性核上性麻痺、PAGFとはPSPの非典型例である純粋無動症の事です。

リハビリ384―Y士が背中に拘る理由

 

2017年7月中旬の一週間、I士が不在だと言う。 出張なのか休暇なのか不明であるが、私は後者だと思う。 当然、リハビリは、代わりにY士を指定して行った。

 

さて今日は、その予約日だ。 リハビリ室の待合用の椅子に座っていると、Y士が、

 

   「今日は、Iがお休みなので、私が(代わりに担当します)・・」

 

と言いながら、腰を屈めて私達の顔を覗き込んだ。

 

   ―――――――――――――――――――― 

 

さて、空いている台を探して、施術が始まろうとしていた。 先ず、Y士は私に

 

   「最初に、台の上でうつ伏せになって下さい」

 

と言いながら、枕を外して8ツ折りのタオルを敷き、その上に顔を横向きに置く様、指示した。 私は、

 

   「(オイオイ、いきなり・・かよ!)」

 

と思った。 と言うのも、彼の施術の大部分(?)が、背中を、特に脊髄の両脇を押す事だったからだ。 それに、今までは脚のマッサージやストレッチを最初に行っていた。

 

   http://psp-pagf.hatenablog.jp/entry/2017/07/02/073951

 

   http://psp-pagf.hatenablog.jp/entry/2017/05/14/071542

 

では、なぜ、彼はそんなに背中に拘るのかこれまでは不明だったが、今回の発言で漸く分かった。

 

   「この辺が凝っていますねぇ・・」

 

と言いながら、肩甲骨の下の辺りに手を当てた。 更に、

 

   「どんなお仕事をされていたんですか? 力仕事・・とか」

と質問するので、私が

 

   「いえ、事務職です」

 

と答えると、彼は

 

   「背中を丸めて、コンピュータをやってません?」

 

と見て来た様なコメントを言った。 まぁ、最近は椅子を押し込んで(=作業台に近づけて)円背にならない様、気を付けているが・・