パーキンソン病/症候群の闘病記です。 同病の方々のご参考になれば幸いです。

idやURLのPSPとはパーキンソン症候群の中の進行性核上性麻痺、PAGFとはPSPの非典型例である純粋無動症の事です。

リハビリ253、254―体調思わしくない時は・・

2015年5月に入った。 今年も早、3分の1が過ぎてしまった。 そして、4月下旬から続く症状の悪化は、一向に収まる様子はない。 今後恢復できるのか、不安にすらなって来る。 こんな事(=何かのきっかけで症状が悪化して行く事)を繰り返しながら「その時」を迎えるのであろうか?

 

そんな中、GWを挟んで上旬にリハビリが2回あった。 内容は殆んど同じなので、まとめて記そう。

 

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先ずは私が台に辿り着く様子を見て、担当のI士は症状の悪化を悟った。 そして、リハビリのメニューを変えた。 大雑把に言うと、ゆっくりとした大きな動きである。 例えば、仰向けで両足を垂直に持ち上げ、そのまま、屈曲するとか・・だ。 これを

 

   「まぁ、体調が悪い時は、この様な『疎な動き』を中心にやると良いですよ」

 

と言った。

 

その他、床に立ち前屈・後屈・横屈も取り入れた。 そして、今度は台に腰掛けて、上半身を同じ様にうごかし、捻る動作も加えた。 例えば、座ったまま後ろを見るのであるが、この時、両腕を目の前で組み振り返る時に、腕を先行させて反動をつけるのだ。 I士は、

 

   「ブン、ブン、ブン・・」

 

と、声にして、私に動作を促した。 確かに、腕を振り回している。

 

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所で、5月2回目のリハビリの予診は、女医だった。 それが、丸顔で可愛いのである。

 

初めてなので、

 

   「○○××です」

 

とフルネームを言うと、

 

   「医師のAです」

 

と、オスキー通りの返事をし、問診に入った。

 

   「どうですか、具合は?」

 

と、チャンと患者に向いて問うのであるが、その抑揚が優しく、可愛いのである。

 

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では、すくむ動作に対しては? I士は、切り替えの練習をすると良い・・と教えてくれた。 

 

例えば、仰向けで、左右に素早く寝転がるとか、四つん這いで片手を挙げ、左右の挙げた手を素早く入れ替えるとか・・である。