仕事始めとリハビリ159
2014年1月5日が会社の仕事始めの人が多かったと思う。 日本経済が実質的に回り始める日だ・・と思い、気持ちも新たに出勤した。 が、幹線道路は空いていた。 何か、肩透かしを喰らった様な、自分だけセコセコと働いている様な、損な気分で出社した。
しかし、会社は何事もなかった様に回転していた。 正月を、否、正月の痕跡を探すと・・まだ捲られていないカレンダー、故郷の帰省土産の菓子・・くらいのものだろうか?
早速、自分のデスクで、昨年からの資料を整理し始めた。 まぁ、平日なら「昨日からの資料を」と言うだけの事で、正月らしさを演出するものと言えば、取引先からの年賀状だけだ。
つまり、日本全国から「ハレとケ」が、消えつつあると言う事だ。 いや、消える事を悲しんでいる訳ではない、寧ろ喜んでいるのだ。 なぜなら、我々の日常の生活レベルが上昇し、毎日が「ハレ」になったからである。
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さて、1月の第2週に、リハビリが予約してあった。 正月休みを挟んで、2週間振りとなる。
いつもの電車で来る妻を駅でピックアップし、程なく病院に到着した。 診察券を再来受付機に通し、リハビリ室に到着したら、25分前だ。 すると私を見付けた担当の理学療法士のO士がやってきたので、新年の挨拶を交わした。 まだ開始まで20分以上あるので、施術に先立って
「先に、エアロバイクをやりましょう」
と、提案しに来たのだった。 そこですぐにM医師による予診を受け、エアロバイクのある場所へ行った。
「今日は、こちらの自転車に乗りましょう」
と言うので、そのデバイスに跨った。 O士は
「これは、クールダウンの時に、0.4までしか(負荷が)下がらないんです」
と説明し、設定を最大負荷=0.8kg・m、時間20minにして、スタートボタンを押した。
しかし、デバイスの違いはそれだけではなかった。 ミニプリンターが液晶モニターの先端に付いているのである。 きっと指定のクールを終えると、デバイスからモニターに送られた信号から統計量(最高値、最低値、平均値、標準偏差、時刻・時間・・)を計算し、プリントするのだろう。
と、なれば手抜きは出来ない・・