MRI検査
本日の、そして本年(2013年)の最後の病院行事は、MRI検査である。
リハビリ室の出口で、O士と年末の挨拶を交わし、階を降りると、予約時刻の20分ほど前にMRI室に到着した。 そこで受付に申し出ると、注意書きを渡された。 もう何度も読んでいるが、一応、目を通した。
程なく技師がやって来て更衣の案内をしようとしたが、私が杖を使っているのを見て、
「今日は着替えないで、このまま検査をしましょう。 何か金属を身に付けていませんか?」
と言いながら、タバコの箱より少し大きいデバイスをポケットから出してきた。 技師はそれを自分の胸ポケットに挿してあるペンに当てた。 するとそのデバイスは、「ピー」と言う警告音を発した。 つまり、金属探知機なのだ。
技師はそのデバイスを私の体表に隈なく当て、金属が無い事確認したら、
「ではこちらで、お待ち下さい。」
と言って、一旦操作室に入った。
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厚いステンレスの扉の中からの「ガガガガ、ピピピピ・・」と言う音が止み、前の被験者が退室してから、1分間程経って中に案内をされた。 技師から耳栓を渡され、台に乗り、頭を固定されて始まった。
「ピー、コンコンコンコン、ダダダダ・・」
と。
約20分程で検査は終了し、会計を済ませて帰路に就いた。 これで、2013年の通院・受診・検査等の、すべての行事が無事に終わった。
この一年を振り返ると、エポックは何と言っても、私の疾病を進行性核上性麻痺(PSP)の非典型例である純粋無動症(PAGF)と診断した「セカンドオピニオン」だろう。 担当のS医師はまだ当該病名の判定こそしていないが、かと言って他の病名を挙げている訳でも無い。
もしPSPなら、色々な補助や優遇措置が受けられる。 と言うのは、PSPは特定疾患だから。
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さて来年(2014年)は、どんな展開になるのだろう。