パーキンソン病/症候群の闘病記です。 同病の方々のご参考になれば幸いです。

idやURLのPSPとはパーキンソン症候群の中の進行性核上性麻痺、PAGFとはPSPの非典型例である純粋無動症の事です。

リハビリ72―2012年最後のリハビリ


今日は通算29回目、12月下旬なので今年(2012年)最後のリハビリの日である。 いつものM医師による予診後、5分遅れでY士が現れ、開始となった。

 

ストレッチをしながら、Y士の質問をキッカケにクリスマスの話題となった。

 

   「クリスマスは、どんな風に過ごしましたか?」

 

   「いやぁ、家でケーキを食べただけですよ。」

 

   「サンタさんは、来なかったんですか?」

 

   「いやぁ、ウチには煙突がないから・・」

 

   「煙突が無くても、ベランダから来るんですよ!」

 

   「そうだったんですかぁ・・ それなら、靴下を置いておけば良かった。」

 

   「サンタさんって、何歳頃まで信じていました?」

 

   「そうですねぇ・・ 小学校の低学年まででしょうか・・」

 

   「そんなモンでしょうね!」

 

そんな他愛もない話しをしていると、Y士が自分のことを話し始めた。

 

   「私は、クリスマスプレゼントで、忘れられない事があるんです。」

 

それは、Y士の子供の頃の趣味と関係する。

 

   「私は子供の頃、ナントカ戦隊が好きだったんです。」

 

   「ベルトをして、武器を掲げて、『ヘンシーン』とかやったんでしょ?」

 

   「いや、寧ろフィギヤの方なんです。」

 

私にとって、Y士にフィギヤ収集の趣味があったことより、プライベートな事を話してくれたことの方が意外だった。