定期健康診断
2013年11月上旬の某日は、年に一度の定期健康診断の日である。 健診会場は選べるので、いつもの総合病院とした。 そして健康保険証・診察券、予め記入した同意書・質問票を持って病院に出掛けた。
受診者が集中しない様に受付時間帯が決まっているので、間に合う様に行ったら、少し早目に到着した。 渡された番号札を持ち、椅子に腰掛けて待っていると、
「番号札6番をお持ちの方、こちらへどうぞー・・」
と呼ばれ、受付となった。 本日の健診の案内を受け、バーコードシールの貼られた採尿用の紙コップを渡された。
着替え>採尿>血圧測定>採血>心電図>視力>体組成>聴力 ・・
と進んだ。 体組成計は被験者が裸足で乗り、身長測定用のバーを頭頂部に当てるだけで、色々な項目を一瞬にして求める、スグレモノだった。
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そして、次は胸部レントゲン撮影とバリウム透視による上部消化管の検査である。
それらの検査機器・設備は放射線管理区域内にあるので、健診室から結構遠い。 私の場合には歩行状態が良くないのは一目瞭然なので、往復共、看護師が付いて来てくれた。
前回のバリウム検査では血圧が高かったので、「ブスコパン」の注射をしなかった。 今回の血圧は正常範囲なので、肩に筋注か?・・と思えた。 しかし「もう、ブスコパンは使わない」旨の掲示があったのだった。 注射の懸念は無くなったが、他にも・・
(あの検査台の上で、グルグル回ったりできるのだろうか?)
とも心配したが、実際には結構大丈夫だった。
検査を無事に終えて下剤を飲み、元の健診室に付き添いの看護師と共に戻った。
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いよいよ本日の最終項目である医師による診察となった。
「お薬手帳」を持ち、病名を聞かれたら何と答えようか、自分なりにシミュレーションをした。 例えば、この総合病院の担当医がパーキンソン症候群としか言っていないのに、セカンドオピニオンの病名を告げて良いものだろうか・・とか。