リハビリ14―4回目のリハビリ
いつも通り妻の運転で出掛け、予約の10:00の20分前に総合病院の駐車場に到着した。 丁度頃合いである。 いつも通りの手続きを済ませ、リハビリ室に到着し、医師による予備診察を受けた。
医師はここ3回ほど、同じM医師である。 リハビリ開始まで多少の時間があるので、セカンドオピニオンを訊くチャンスでもある。 実は妻もそう思ったらしい。 型通りの問診とチェックが終わった後に、妻がM医師に質問した。
「あのぉ・・ お薬が増えれば、突進とかしなくなるんですか?」
M医師は、一瞬、戸惑いの表情を見せた。
「それは矢張り、脳神経内科でないと・・」
と、言葉を選ぶ様に言ったのみだった。 診察もしていないし、専門もが違うので、セカンドオピニオンが無理らしい。
その後、受付を済ませ、Y理学療法士(Y士)を待った。
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Y士が定刻に現れたので、私が座席から立ち上がろうとすると、Y士は
「チョット、お待ち下さい」
と言いつつ、私を制する仕草を見せた。 そして、受付に消えて、暫く戻って来なかった。
5分程して戻ってきたY士は、手に持っていたA4の紙、2枚を私に手渡した。 見るとそれらは「リハビリ・・計画書」の5月分と6月分のコピーであった。 患者に渡す事になっているのだ。
でも、そこには、意外な事が書いてあった。