パーキンソン病/症候群の闘病記です。 同病の方々のご参考になれば幸いです。

idやURLのPSPとはパーキンソン症候群の中の進行性核上性麻痺、PAGFとはPSPの非典型例である純粋無動症の事です。

リハビリ319―「腰痛が・・」

6月下旬となったが、今日はリハビリのある日だ。 で、(中略)ほぼ定刻にI士が現れ、リハビリが開始となった。 と、その前に、I士が台と枕の清拭を始めた。 以前はサボっていたが、ここ3回程、チャンとやってくれている。

 

で、彼が

 

   「調子は、どうですか?」

 

と訊くので、私は正直に申告した。

 

   「腰痛が・・ あるんです。 多分、犬のポーズで、頑張って反り過ぎたからかも?」

 

すると彼は、色々なポーズで私の背中下部を触り、

 

   「どうですか? ここは痛いですか?」

 

と訊いた。 腰痛といっても、ADLに大きな影響がある程では無いが、先週、犬のポーズで彼が腕で私の腰を押し下げていたからである。

 

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さて、リハビリ前半は、マッサージやストレッチであるが、犬猫のポーズでは、セーブしてくれた。 特に犬のポーズでは、腰は伸ばさずに、四つん這い止まりとした。 すると、

彼が呟いた。

 

   「(ホントはもっと背中が反ればなぁ・・ 余り反らないから、その分、腰に負担が来ちゃうんだよなぁ・・)」

 

つまり、私の背の反りが不十分なため、その不足を腰の反りでカバーしてしまう事が、腰痛の原因になっている・・と言うのだ。 これには、思い当たるフシがある。

 

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ある時、テレビで「○○に良い(ストレッチ)運動」を紹介していた。 それは四つん這いになり、背中を上下するだけのものだ。 インストラクターを見ていると、背を上げた時は猫が嵐を吹く形(威嚇のポーズ)になり、下げた時は美しい湾曲の凹となった。

 

そこで、私もテレビの前で、真似て見た。 すると、テレビに映った自分の姿を見てビックリ・・ と言うよりガックリ!?! まぁ、自分の背は上がるのだが、下がっていないのだ。 自分では一生懸命下げている積もりでも、精々水平までなのである。

 

そこでストレッチポールのハーフカットをヨガマットの上に置き、背中の中央部に当ててみた。 すると、背中が反れずに一枚の板の様だった。 歩容が悪いのも、これが原因かと思われた。

 

認知症―4

この話題も久しぶりである。 と言うのは、その間、かかりつけ医から大学病院への紹介を受けて、①診察、②MRI、③RI、④診断、がほぼ毎週あったので、これだけで約1ヶ月掛かってしまったからである。 では、その間の義母の様子は? それが、至って「普通」なのである。 病識もあり、自分のした事・言った事を断片的に記憶していて、反省の弁すら述べたのである。 まぁ、その落ち着いた様子は、もしかしたら薬の効果かも知れない。

 

そして6月中旬の今日、診断結果が本人・妻・義妹に伝えられた。 それによると、「認知症の初期」だと言う事である。 その根拠の一部として、脳のMRI像とRI像が示された。

 

先ず、MRI像であるが、脳の画像で萎縮部位が色分けされている。 小さい領域ではあるが、脳のあちこちに観られた。 続いてRI(Radio Isotope、放射性同位元素)像であるが、これは、99mTc(テクネチウム99m)を用いたSPECT検査であった。 その結果、脳血流量の低下がいくつかの部位で生じていて、その部位がアルツハイマー型病変の典型位置と合致すると言うのである。

 

それらの事実から、2名の読影医は、「アルツハイマー病の初期である」と結論付けていた。 勿論、それらの画像や評価(診断)のコピーを貰って来た。 それらを後日、かかりつけ医に提出する事になるだろう。

 

少し古い記事であるが、状況は基本的に変わっていないと思う。

 

   http://www.innervision.co.jp/12SP/voice/interview/vol005/index.html

 

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では、今後の治療方針は? 

 

先ずは、薬物療法である。 これは、抑肝散やグラマリルで気持ちを落ち着かせ、ドネペジル(アリセプト)で進行を抑制する事になるだろう。

 

続いて、社会適応である。 これは、身内以外の「新しい人」と会話をする事である。 まぁ、元々近所付き合いはこなしていたが、そうではなく、もっと言えば全く新しい人との人間関係の構築である。 

 

では、新しい人と出会うには? それには、地域の老人福祉センターや介護施設がある。 実は以前、かかりつけ医に指摘を受けて近くの老人福祉センターに行こうとした事があった。 しかし、病識の低い頃であったし、また「面倒だ」と億劫がっていたので、実現しなかった。

 

では、介護施設は? これには介護度の認定が必要であるが、6月中には正式な認定が下りそうなのである。 (これは地域包括センターの職員から聞いた話しである。) すると、ケアマネジャーが決定し、一緒に施設や訪問回数等の介護計画が具体的に決められる。

 

ただ、施設を決定するのは、あくまで利用者である。 そうでないと、施設とケアマネジャーとの癒着が生じてしまうからであろう。 そこで、予め施設を幾つか見学しておく様、包括センターの職員から言われていた。 しかし、病状が落ち着いて来ている現在、未だ見学は実現していない。

 

蛇足であるが、認知症と診断された人・家族の法的責任について。

 

   http://mainichi.jp/sunday/articles/20160404/org/00m/040/010000d

 

この中には思い当たるフシもあり、色々と考えさせられた。

 

抄読会―8

6月中旬の今日は、烏賊博士と抄読会のある日だ。 場所は烏賊博士の勤務先である各種学校である。 事前に連絡を入れて、午後1時前に到着する様、車で出掛けた。 勿論、自分の運転である。

 

その連絡とは、昼食の購入のお願いである。 マク〇ナル〇で100円バーガー(又は、チキンクリスプ)を2個、買っておいて貰うのが通例となっている。 そして、自販機で缶コーヒーを買いに行って貰う。 学内なので、90円だ。 つまり、合計290円(税込み)の昼食となる。

 

駐車場は、隣接するコインパーキングである。 見ると、満車サインが消えている。 そして駐車場に入ると、駐車スペースがない!?! しかし、なければ満車サインが点き、入り口でチケットが発行されないハズである。 

 

そこで、駐車場内を探したら、確かにあった。 それは、フェンス際の奥の方だった。 仕方なく7~8回切り替えて、漸く白線内に入った。 少し、斜めであったが・・

 

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さて、今日も前回の論文の続きである。 

   http://psp-pagf.hatenablog.jp/entry/2016/07/18/080133

要約すると、「アルツハイマー病の様な神経変性性疾患の原因の一つと考えられているcis P-tauへの変性について説明をしている。 その変性部位はThr231-Proであり、この231番目のThr(スレオニン)の側鎖の水酸基がリン酸化される事により、タウ蛋白の荷電分布が変わり、この近傍で立体構造が(transから)cisへと変化する。 そしてPin1と言う酵素が、この変性したcis P-tauを元のへと戻す働きを持っている」であった。

 

さて、本日のトピック。 このtransからcisへのコンフォメーション変化がどの様な原因で起こるのだろう。 リスクファクターは色々あるが、例えば、TBI(traumatic brain injury)を惹起する衝撃がある。 これは急性の神経学的機能不全の特徴を持つのであり、これが慢性外傷性脳症(cronic traumatic encepharopaty)やアルツハイマー病の環境リスクファクターの一つと知られている。

 

なぜ、このTBIが重要かと言うと、スポーツや軍隊に関連する行動によって発生するからである。 そこで、TBIに至る衝撃によりcis P-tauが増加するかを研究する訳であるが、これには病態モデル動物が作り易い・・と言う事にもよる。

 

例えば、著者らはマウスに衝撃を与え、48時間後にcis P-tauを定量している。 これは、48時間でcis P-tauの量がプラトー(平坦)になるからであり、その後、1週間、2週間と経過しても有意な増加は無い。

 

では、cis P-tauをどうやって定量するのか? ご賢察の通り、特異抗体を用いる。 勿論、モノクロナールである。 と言う事は、trans P-tauとの弁別比の高い抗体を得た事になる。 のみならず、彼等はtrans P-tauに対するモノクロナール抗体も得ている。 

 

と言うのは、これこそが、この研究のキモだからである。 そして抗原(cis 及び trans P-tau)のepitope(=抗原性を発現する部位)が、Thr231-Pro近傍である事に、間違いは無いだろう。

 

少し難しい事を申し上げたが、要は、立体構造が違うだけのcis 及び trans P-tau・夫々を特異的に検出・定量できる手段を得た事が、この仕事のベースになっている・・と言う事である。

 

では、そうやって生成したcis P-tauはどうやって増殖し、oligomer(オリゴマー)や成熟したtangles(凝集体)へと成長して行くのだろう? プリオンの様に、非酵素的に増殖して行くのだろうか? 残念ながら。これについては未だ知見はない。

 

リハビリ318―「レベルアップしますよ」

さて6月中旬、今日も総合病院にリハビリのある日だ。 前回、6月上旬にやったばかりの感もあるが、曜日の関係で「連続」となった。

 

さて、いつも通り妻の運転で総合病院に行き、M医師の予診を受け、待ち合い用の椅子に腰掛けてリハビリ室内を見渡すも、担当のI士の姿が見えない・・ 

 

と思っていたら、定刻少し前に現れて、ほぼ定刻にリハビリの施術が始まった。 どうも直前の患者がキャンセルした様だ。

 

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さて、空いている台を探し、その台の上でマッサージやストレッチを行った。 そして、I士は、

 

   「今日は、自分(独り)で出来るストレッチをやりましょう」

 

と言い、台に座った。 そして、胡坐(あぐら)の格好から片脚を前に出し、その足の上に上半身を倒した。 コツは、

 

   「お腹が、脚(太腿)に着く位曲げてぇ・・ 顔は(下げずに)前を見てぇ・・」

 

と言う事らしい。 そして、左右の脚を替えてやった事は、申すまでもない。

 

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さてその後、前回やった「米搗きバッタ」をやったが、疲労もあり余り上手くは出来なかった。 そしてその次は、脚を上げての歩行である。 I士は、太腿を水平まで上げて、見本を見せた。 勿論私も真似たが、疲労により段々と脚が十分上がらなくなって来たのが、自分でも分かった。 すると、I士は

 

   「膝を(対角の)手で叩きながら、(歩行を)やってみて下さい」

 

と言った。 そこで、その通りやった。 これは、昔からやっているので、私の得意技である。 すると私が(I士の予想より)上手くできたのだろう、彼は次の様に言った。

 

   「じゃあ次は、レベルアップしますよ」

 

と言い、こう続けた。

 

   「では、上げた脚の下で、手を叩いて下さい」

 

と。 うん、これは確かに難しい。 脚を十分上げないと両手が届かないし、無理に両手を合わせ様とすると、上半身が屈んでしまう・・

 

一応、やっては見たが、彼の満足行くレベルではなかったのだろう、形についてはノーコメントだった。 ただ、この様な注意点を言ってくれた。

 

   「ほら、やっている内に、段々速くなって来ちゃうでしょ? もっと、一定のリズムで。」

 

と。 うん、確かにその通りだ。 やっていると疲労が蓄積し、上げた脚を保持出来なくなってくるのである。 私の疾病の症状である、「姿勢保持障害」であろう。

 

リハビリ317―バランス喪失後の回復法

さて今日は、6月上旬2回目のリハビリのある日だ。 但し、久々に週の後半だ。 いつもと変りなく、妻の運転で総合病院に行き、M医師の予診を受けて待っていると、時間になってもI士が前の患者のリハビリをやっている。 壁時計を見ながら待っていると、定刻丁度5分後にやって来た。

 

そして、脚のマッサージから腕のストレッチを行っていると、I士が

 

   「済みません、5分程離れますので、いつものアレをやっていて下さい」

 

と言い、少し屈んだ格好から左腕を上げ、胸を開いた。 私は、四つん這いでやるストレッチと直感し、了解した。 すると彼は小走りで離れ、時計こそ見ていなかったが、5分程で小走りで戻ってきた。 一人でやる5分って、結構長く感じた。 

 

さて、今日のリハビリの後半、彼が不思議な新技を披露した。 それを紹介しよう。

 

彼は私に靴を履く様指示し、我々は通路に並んで立った。

 

先ず彼は右脚を太腿が水平になるまで上げ、その右脚で大きく前にドシンと踏み出した。

 

続いて上半身を前に折り、両手の指だけ床に着けた。 すると、短距離走のスタート直前の格好になった。 問題はここからである。

 

I士は、次のステップに移るために上半身を上げ、直立姿勢になれ・・と言う。 そして上半身を起こすのと同時に、左脚を前に持って来て、その太腿を水平まで上げよ・・と。 しかもこの時、左脚はどこにも付かず空中に保て・・と!

 

これは、バランスのみならず、右脚の筋力も必要だ。 だって、右脚・片足で屈んだ姿勢から立ち直るのである。

 

勿論、続いて左脚から行った。 自分では左右の筋力は同じだと思っていたが、軸足と利き足の違いがあるらしく、右脚を着地させた方が安定が良い。

 

これは、本当に大変だった。 ではこの運動の目的は? 私には、「バランス喪失後の回復法」の訓練に思えた。 と言うのは、動作の前半で倒れて床に手を着いても、後半の動作で起き上がるからだ。 この一連の動作を、誰が言ったか、「米搗きバッタ」と・・

 

そして、定刻チョット前にリハビリを終了した。 と言うのは、受診案内票を患者に返却し、最後に次々回の予約の日時を調整するのに、1~2分掛かるからである。 つまり、トータルで矢張り5分足りない。

 

抄読会―7

なぜ、その後ろにPro(プロリン=Proline)がわざわざ書いてあるか・・

 

これには、Pin1と言う酵素が関係してくる。 このPin1と言う酵素は、このThr231-Proの位置でP-tauの立体構造をcisからtransへと変換すると言う。 では、この変換はどの様な意味を持つのか? 

 

Pin1はアルツハイマー病の細胞やマウスの病態モデルで、アルツハイマー病におけるtauopathy(タウオパチー=タウ蛋白の変性に起因する病気)を抑制する。 つまり、このcis P-tauが減少すれば、疾病の進行を抑制できる可能性がある。 

 

この論文では、このcis P-tauを特異抗体で潰そうと言うのである。 これにより、脳損傷やtauopathyをブロックする事が可能だ・・と言っている。 

 

では、なぜこのtauopathyが重要か・・と言うと、私の罹患するPSP(進行性核上性麻痺)も、AD(アルツハイマー病)と同じtauopathyの一種だと考えられているからだ。

 

蛇足ではあるが、このProは蛋白を構成するアミノ酸の内、唯一2級アミノ基を持つため、蛋白の高次構造を決める大きなファクターの一つになる。 つまり、その隣のThr231の側鎖がリン酸化される事により分子の荷電状態が変わり、隣接するProの所でcis化し易くなる・・と言うのである。 

 

ついでに、もう一つ蛇足を。 ボクシング選手の様に、頭部に日常的に物理的刺激を受けている人は、アルツハイマー病等の神経変性性疾患の罹患率が高くなる・・と言う統計がある。 この状態を脳損傷(brain injury)と言う。

 

例えば、ご記憶に新しいと思うが、この6月3日に元ボクサーのモハメッド・アリ氏が亡くなられた。 彼が晩年、パーキンソニズムに苦しんだことはよく知られている事で、その原因としてボクサー時代に強烈なパンチを喰らったことが取りざたされている。 もちろん、因果関係の証明はできないが可能性が高いことは確かである。

 

尚、パーキンソン病においては、脳神経細胞の脱落の原因として、「4-RT」(4-Repeat Tau

の過剰によるNFT(neurofibrillary tangles)の蓄積があり、PSPと同様にtauopathyの一つと考えられている。 勿論、PSPも4-RT(変異による疾病)の一種であるし、AD(アルツハイマー病)においては、3-RTと4-RTが等量出現すると言う。

 

所で、P-tauの高次構造が、Pin1と言う酵素によりcisからtransに変換される・・と書いたが、夫々の立体構造が解明されている訳ではない。

 

難しい話しは、これ位にしておこう・・

 

抄読会―6

2016年6月上旬、実にほぼ4ヶ月振りの抄読会である。 と言うのも、前回は2月の中旬だからだ。

 

   http://psp-pagf.hatenablog.jp/entry/2016/03/20/090130

 

場所は、烏賊博士こと友人の職場である。

  

では、テーマは? 「Antibody against early driver of neurodegeneration cis P-tau blocks brain injury and tauopathy」であるが、拙訳すれば「神経変性の初期の駆動体(=cis P-tau)に対する抗体は、脳損傷やタウオパチーを防止する」であろうか? もし名訳があるなら、下記のコメント欄にご教示願いたい。

 

実は、これは全26頁にも及ぶ論文であり、Nature(Vol 523、431-456、2015)に掲載されている。 しかも、広い分野に及ぶ研究である事から縦割りの大学では無理であり、事実、癌研究所やメディカルセンター、医科大学、病院等に所属する22名もの著者が並んでいる。

 

さて、この様な巨大プロジェクトを動かすキーパーソンは、プロジェクト・リーダーであろう。 しかし、日本の高等教育の過程で、プロジェクト・リーダーになるための素養を身に付けさせる講義があるだろうか? 脱線になるが、ノーベル物理賞を受けた小柴教授は、米国留学中にその様な素養を身に着けた・・と思う。

 

話しは脱線したが、元に戻そう。 このタイトルを見て、論文の内容を推察できる人は少ないと思う。 少なくとも、私はそうである。 では、その本文を見ながら意味する所を考えて見よう。

 

キーワードの一つが「cis P-tau」である事は、想像に難くない。 では「tau」(タウ)とは? これは、tau蛋白(以下、タウ蛋白)である。 タウ蛋白は神経軸索内の分子量約5万の微小管結合蛋白であり、微小管の重合を促進したり安定化したりする。 これにより、細胞骨格の安定化に寄与している。 タウ蛋白がリン酸化されると、タウ蛋白は微小管から離れタウ蛋白同士で結合し神経原線維変化を生じると考えられている。 この神経原線維変化はアルツハイマー病のみならず、他の神経変性性疾患でも観察されている。

 

では、「P-」とは? これは、リン酸化された(タウ蛋白である)と言う意味だ。 リン酸化される位置は、Thr231-Proである。 つまり、タウ蛋白のN端から数えて231番目のThr(スレオニン=Threonine)の側鎖にある水酸基だ。 え? なぜ、その後ろにPro(プロリン=Proline)がわざわざ書いてあるか・・ですって??? ここが、味噌・醤油・味の素なのである。 

 

(続く)