パーキンソン病/症候群の闘病記です。 同病の方々のご参考になれば幸いです。

idやURLのPSPとはパーキンソン症候群の中の進行性核上性麻痺、PAGFとはPSPの非典型例である純粋無動症の事です。

歯科検診

毎3の倍数月に、私が歯石除去のため歯医者に通っていることは、既述した。

 

   (前回は、9月下旬 http://psp-pagf.hatenablog.jp/entry/2014/10/12/070926 )

 

今回は12月下旬となるが、年末は診察日が少ないので、架電して中旬某日の午後3時に予約を取ろうとした。 すると、午後5時なら空いている・・という。

 

   (ヘェー、結構混んでるんだね!)

 

と思って予約時刻に行くと、本当に患者が次々と入れ替わっていた。 そして、A歯科衛生士も忙しそうにしていた。

 

   ――――――――――――――――

 

そのせいか、予約の5時になっても、呼ばれない。 10分経ち、20分経ち・・ もう直ぐ30分になるので、一旦予約を取り直し、改めて出直そうかなぁ・・ と思った、将にその時、漸く呼ばれた。

 

A士の招きで拷問台に座ったら、彼女の方から聞いて来た。

 

   「どうですか、その後お変わりは、ないでしょうか?」

 

   「えぇ、特には・・」

 

   「じゃぁ、歯のお掃除をして行きますね。 椅子を倒しますよ?」

 

と言いながら、無影灯を当て、超音波スケーラーのスイッチを入れた。

 

   (いつになっても、これには慣れられないなぁ・・)

 

と思うだけで、アドレナリンがドバッと出てきた。

 

ところが今回は、余り歯茎をかき回す(?)事無く、

 

   「ハイ、お口を漱いでください」

 

と言われた。 漱ぐと、ほとんど出血はなかった! 彼女は、

 

   「ハイ、椅子を倒しますねぇ・・」

 

と言い、デンタルフロスで仕上げに掛かった。 そう、もう終わりなのである!!! それに、直前に「糸ようじ」で掃除してから受診に来たので、これも特別な痛みもなく、使い終えたフロスを見ても、出血の跡はほとんどなかった。

 

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こうして、今回の歯科受診は終了した。 まぁ、好んで歯医者に行く人はいないと思うが、これくらいなら、我慢・・と言う程でもない。 三種の神器の威力を改めて思い知らされた。

 

   (三種の神器: http://psp-pagf.hatenablog.jp/entry/2014/07/18/055132 )

 

去年の治療と比較して、苦痛、出血量、処置内容、処置時間とも、半分以下だった。 しかし、費用は以前と同額であった。