パーキンソン病/症候群の闘病記です。 同病の方々のご参考になれば幸いです。

idやURLのPSPとはパーキンソン症候群の中の進行性核上性麻痺、PAGFとはPSPの非典型例である純粋無動症の事です。

リハビリ197―幽体離脱

6月下旬、今日は6月最後のリハビリの予定がある。 早いものだが、2014年も半分過ぎた・・・と言う事になる。

 

M医師の予診・エアロバイクを終え、O士による施術となった。 早速O士が質問した。

 

   「どうですか、調子は?」

 

   「歩るきにくい・・んです。」

 

   「何か思い当たる事は?」

 

   「そうですねぇ・・ 薬が減りました。」

 

   「じゃぁ、ここを歩いてみて下さい。」

 

   (トボトボ・・)

 

   「じゃあそこに腰掛けて、こう言う風に。」

 

と言いながら、爪先を上げた。 私がまねると

 

   「そう、そうです! ・・ どこが疲れますか?」

 

と聞くので、私は脛の弁慶の泣き所を指差した。

 

   「それでイイんです。 この筋肉が弱いと、こうやって爪先を引きずっちゃうんです。」

 

   「・・」

 

   「逆に強いと、こうやって踵から踏み出せるんです」

 

と。

 

   ――――――――――――――――――――――

 

続いてマッサージ中に、O士の指示により両手で両膝を抱えた。 そして、起き上がり小法師の様に、起きてみられるか、訊かれた。 そこで私が2~3回反動をつけて起き上がってみせたら、

 

   「オッ、凄いっ! できるじゃないですか!」

 

と、マジで驚いて見せた。 そこで調子に乗った私は、再度仰向けになり、

 

   「こんなのもできますよ!」

 

と言いながら、上半身を直角に起こして見せた。 すると今度は、O士はそんな私の動きを見

て、こう評した。

 

   「まるで、幽体離脱みたいですねぇ。」

 

   「幽体離脱? こんな感じですか?」

 

と、再度それらしく、ユックリやってみせたら、大ウケだった。

 

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