パーキンソン病/症候群の闘病記です。 同病の方々のご参考になれば幸いです。

idやURLのPSPとはパーキンソン症候群の中の進行性核上性麻痺、PAGFとはPSPの非典型例である純粋無動症の事です。

転倒事故9−看護師の機転

整形外科の待合室で待っていると、後ろから声を掛けられた。 振り返ると、前日に救急外来でお世話になったKM看護師である。 チャンと私たちの事を覚えてくれていて、案じて声を掛けてくれたのだ。

 

   「昨日は大変お世話になり、本当に有難うございました。 … 実は今日、形成外科が休診との事で、額の傷を診てもらえず、困っているんです」

 

と、妻が言った。 するとKM看護師は、

 

   「チョット、待ってて? (傷を)診られる先生がいるかどうか、探してくるから・・」

 

と言い残して、廊下から消えた。 妻と私はは

 

   (予約もしていないのに、そんな事、できるのだろうか?)

 

と、半信半疑だった。 でも、暫くすると

 

   「脳外科の先生に、診て貰える事になりました」

 

と、言ってきたのである!!! 私のために奔走し、チャンと渡りを付けてきてくれた事に驚き、感謝の念を述べた時には、KM看護師は再び廊下に消えて行った。 

 

格好良過ぎる!

 

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さて、整形外科は初診となるので、「予約外」である。 そのため、待ち時間が長いと予想される。 この時間を利用して、健康保険組合との調整をした。

 

先ずは健康保険証で、電話番号を確認し・・ と思ったら、書いていない!?! 仕方がないので会社の総務に電話し、教えて貰ってから電話した。 経緯を説明したら、

 

   「それなら健康保険は使えませんので、自費でお願いします」

 

と、言われてしまった。 一応、その旨は、会社の総務に伝えておいた。