純粋なパーキンソン病?
勿論、私の病気はパーキンソン病である事に、間違いはないであろう。 でも、「純粋な」パーキンソン病なのだろうか? 眩暈の発生以来、そんな事を思っている。
その理由は、
? パーキンソン病の典型症状が揃っていないのでは?
? パーキンソン病(だけ)で、あんな強烈な眩暈が生じるのだろうか?
? 小脳に(も)問題があるために、姿勢反射障害が強いのでは?
等である。 勿論、4大症状が揃わないパーキンソン病もある。 症状の発現にも、個性があって当然である。 (パーキンソン病の4大症状については、下記URLの解説が詳しい。)
http://healthlife.xrea.jp/parkinson/category1/entry5.html
それに単に指鼻試験が上手く出来たからと言って、小脳の機能の全てが保証された訳でもない。 つまり、素人考えとしては、私の病気は「パーキンソン病を基礎疾患とし、これに小脳の病変が加わった、その亜型」であると。
姿勢反射障害や姿勢保持困難は、パーキンソン病による錐体外路の問題だけではないのでは? 前任のT医師が「多系統萎縮症」の可能性を考え、診断に苦慮したのも、これが原因ではないのだろうか?
・・最近、そんな風に振り返る事がある。
なお、この辺の相互関連や症状の発現については、下記URLの解説が参考になる。
http://www.fukuchi-clinic.com/ga/be/2010/be076.htm
この点(亜型の可能性)については、次回の診察時の質問項目としよう。