パーキンソン病/症候群の闘病記です。 同病の方々のご参考になれば幸いです。

idやURLのPSPとはパーキンソン症候群の中の進行性核上性麻痺、PAGFとはPSPの非典型例である純粋無動症の事です。

T医師、このブログに興味津々・・

 診察の時は毎回症状の変化を記したメモを持参しているので、T医師は今回もメモの有無を尋ねた。

 

そこで持参したメモを渡したら、T医師の目はその最下部に釘付けとなった。 そこにはこの闘病記ブログのURLと、携帯電話からアクセスするための2次元バーコードを印刷しておいたのである。 更には、ブログの内容に対して下記のコメントも添えておいた。

 

       読者の興味を惹くためパーキンソン病と仮定し、ストーリーには誇張した表現もある。

・ 患者の立場を綴っているので、医学的に真実とは限らない。

 

患者の目から見た疾病とそれに対する闘病の記録が気になったのであろう、T医師は私にこう尋ねたのである。

 

   「(このメモは)もう一枚、お持ちでしょうか?」 (T医師)

 

と。 私は予備のメモをバッグから出して、渡した。 つまり、

 

「一枚はカルテに貼り、もう一枚は帰ってから(ブログを)見たいのです」 (T医師)

 

と言う事である。 結構興味を持ってくれた様だ。

 

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そしていよいよ、診察となった。 T医師は私の入室の様子やメモにある症状の変化を見て、

 

   「(診察室へと)歩くのが早くなりましたし、(薬が)効いてますねぇ・・」 (T医師)

 

と、評価した。 メモには、こんな事が記されていたのである。

 

前回処方薬服用開始後の薬効の発現

・ 4日目 : 小刻み歩行が改善した。

・ 7日目 : 体が軽くなり、日常生活に支障が無くなった。

・ 10日目 : 体力が戻り、充実感が増した。 「昔は、こんな(体調)だった」と、思えた。

・ 以降  : 症状は改善し、体調も極めて安定してきた。 特筆すべき事(=症状          の変化)も、少なくなってきた。

 

T医師は

 

   「それに、表情も良くなりましたしねぇ・・」 (T医師)

 

と付け加えた後、私の病気に対する核心的な発言をしたのである。