診察201605―2
続いて、この6週間の症状の変化について報告した。
(2) マドパー配合錠の減量後の体調の変化について
⑤ 4月○日以降、私の希望により2錠/日に減量された。 その直後、体調に特に変化は無かった。
⑥ 尿が濃黄色から黄色になった。
⑦ 5月上旬の頃から、体調が悪化。 具体的には、バランスの悪化により歩容・歩行障害が酷くなる。 例えば、降車時、脚がすくんでバランスを失い、右肩に擦過傷を受傷した。 (右手に杖、左手に下げ袋)
⑧ ⑦は、⑤とは無関係に思われた。 そこで、⑦の原因として以下の3点を考えた。
・ 症状が、緩徐ではあるものの、進行してきている。
・ シンメトレルによる「ハネムーン期」(著効を示す期間)が、終焉となった。
・ 3~4月の腰痛により、運動量が低下した。 (2000歩/日が1000以下に)
ここが、本日のキモである。 F医師は、ジッと集中して眺めていた。 ここでは特にコメントは無かったが、途中、診察を入れた。 例えば座位のまま、両手を前に突き出して高速グーパーをやったり、腕の屈伸、腿上げ、続いて立位になって、ベッドへの腰掛け動作や、室内歩行をやったりした。 殆んどの項目で予想以上に出来たらしく、F医師は評価した。
また、リハビリについても、
「どんな事をやってますか?」
と訊くので、
「ストレッチとか、マッサージとか・・」
と答えると、
「どうですか、効果はありますか? 例えば、リハビリの後は体の動きが良いとか?」
と聞いたので、勿論、肯定の返事をした。
さて、残るは処方と次回の予約日の決定である。
所で、話は前後するが・・
通常は、診察日に合わせて、リハビリの予約を入れて置く。 勿論、今回も診察前に入れて置いた。 しかし今回は、急用のため電話でキャンセルせざるを得なかったのである。