パーキンソン病/症候群の闘病記です。 同病の方々のご参考になれば幸いです。

idやURLのPSPとはパーキンソン症候群の中の進行性核上性麻痺、PAGFとはPSPの非典型例である純粋無動症の事です。

リハビリ292―脹脛(ふくらはぎ)を伸ばす

晩秋から初冬へと移ろい行く今日は、11月下旬の2回目、今月で5回目のリハビリ日だ。 妻の運転で、冬晴れの中、出掛けた。

 

今日は予診が、例の調子良い医師である。 受診案内票を出すと、

 

   「○○さんですね」

 

と呟いたのみで、質問もなく、モニターで最近の受診履歴を見て、

 

   「ハイ、いいですよ」

 

と言うのみだった。

 

   ――――――――――――――――

 

ほぼ定刻、I士による施術が始まった。 すると今回は、自ら台を(殺菌剤を含んだ)ウェット・テッシュで、清拭を始めた。 その様子を見て、

 

   「(オオ、チャンとやってくれている!)」

 

と思うと、何となく、満足感が出てくる。

 

そして開始早々、I士が

 

   「最近、どちらかに出掛けましたか?」

 

と訊いたので、

 

   「いや、先週、救急車で運ばれたばかりなので、自粛してました」

 

と答えたら、納得した様だった。

 

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施術は下半身の施術、特にハムストリングスの伸展を行った後、上半身のトレーニングに移った。 この所、上半身の柔軟性については評価が高い。 以前も、帰り際、妻にその旨を話していた。

 

では、今日の課題は? I士は

 

   「では、靴を履いて下さい」

 

と言い、私を平行棒に案内した。 それを手摺りの様に使い、脹脛を伸ばす・・と言う。 つまり、手摺りに直角に位置して両手で掴み、片足を大きく下げるのだ。 その状態で、I士は私の踵を床に付ける様、靴を持って下げながら、

 

   「ここを伸ばしましょう」

 

と言いながら、私の脹脛を軽く揉んだ。

 

そして、これが次回までの宿題となった。