気功19―遠隔施術
続いて、気功師は前回の施術後の様子(=体調の変化)を尋ねた。 これに対し妻が答え、途中私も混ざって、以下の会話となった
「どうだったですか、前回の気功をやってからは?」
「(施術直後の)1週間から10日くらいは体が軽かった様ですが、その後は戻った・・と言ってました。」
「そう・・ 私は○○さんの事を思い出すと、気を送ってるんですが、分かった?」
「いえ、分りません・・」
「ですよねぇ・・ でも、分かる人は分かるみたい。 『あっ! 今、気が送られて来てる!!!』と、身体が熱くなるそうよ・・」
「・・」
「じゃあ今度、体が重く感じられたら、ここ(携帯電話)に電話を頂戴? そうすれば、気を送ってあげるから。」
いわゆる、「遠隔施術」である。 これも良く聞くが、にわかには信じがたい。
もし本当にそれが可能で、逆の作用を及ぼせば、まるで「Death Note」の世界である。
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後は、声が出にくい事も訴えた。 すると、気功師が質問した。
「声を出す筋肉が弱っているのね。 (食べ物の)飲み込みは?」
「それは、大丈夫なんです」
と答えると、こんな事を教えてくれた。
「先ず、舌を尖らせて思いっきり前に出すの。 そしてそのまま、大きな声で『あ――ーーー』って出すのょ。」
「ぁーー - - ・・」
「そう! そして今度は、舌を上下左右に動かしてみて?」
うん、これなら簡単だ。