パーキンソン病/症候群の闘病記です。 同病の方々のご参考になれば幸いです。

idやURLのPSPとはパーキンソン症候群の中の進行性核上性麻痺、PAGFとはPSPの非典型例である純粋無動症の事です。

リハビリ215-車椅子のお世話になる

9月中旬の某日、いつもの総合病院へ、いつもどおり妻の運転で、リハビリに出掛けた。 すると、各階の駐車場が満杯で、かろうじて屋上に3~4台分が残っているのみだった。 

 

   「(今日は、ヤケに混んでるなぁ・・)」

 

と思えた。 そう、初めての午前中のリハビリなのだ。

 

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車を止め、エレベーターで1階に降り、眼前の光景に愕然とした。 病院入口迄の通路の路地両側が、自転車とバイクでビッシリと埋め尽くされているのだ。 そのため人間の通路は、中央の数十cmしかない。

 

ただでさえすくみ足が酷くて上手く歩けないのに、隘路の両側から、自転車の後輪が出ている・・ そこに反対から3人程、歩いて来た。 私は立ち止まってすれ違い、やり過ごすしかなかった。

 

病院に入ると、状況は更に悪かった。 きっと午前中だからだろう、どちらをむいても、人・人・人・・ しかも、歩く方向が(当然!)、皆、バラバラなので、街の雑踏より歩きにくい。 その様子を見ただけで、脚が動かない・・

 

すると、妻が私に訊いた。

 

   「車椅子、使う?」

 

私は安全を考え、肯定の返事した。 そう、病院の入口には、外来患者用に置いてあるのだ。 早速一台借用し、座席を広げて座り、妻に押してもらった。 

 

確かに楽である。 それに病院内では、車椅子は優先して進めるので、早い! いつもなら時間の掛かる曲がり角の多い廊下もスイスイである!!!

 

しかし、自分の思う所には行けないので、自由度は格段に減少し、諦めなければならない事が増加する。 益々、ストレスが増す。 

 

そうならないためにも、リハビリを頑張らなくっちゃ!