うかい鳥山でランチ(続)
案内された個室では、十分な暖房が、園内の散策で冷えた私達を迎えてくれた。 中央のテーブルに着くと堀ごたつになっていて、その床面にも暖房が施してある。 快適!!!
予算の関係で(笑)、6人とも「うかい鳥山 炭火焼」を注文した。
皆で乾杯し前菜を楽しんでいると、やがて室内に炭火が運ばれ、中居さんが焼き方を教えてくれた。 言を待たないが、どれも板前さんの拘りの逸品である。 末広の串に打った、ピンクの茗荷には驚いた。 いや、1月中旬に大振りの茗荷が出て来た事にではない、茗荷を炭火で焼いて食べる事に・・である。 またそれが意外と美味しい事に、再び驚いた。
漸くお腹が満ちて来て、目を外に転じる余裕が出て来た。 池には立派な鯉が、悠然と泳いでいる。 下記画像はガラスを通して撮影しているが、そのガラスには一点の曇りすら無い。
http://img.pics.livedoor.com/011/4/3/436f1ad033535fc50e2d-1024.jpg
水面には、葉一枚浮いていない。 池を囲む植栽にも十分な程の手入れが行き届いているのは分かるが、あの位置では、池に入らないと剪定出来ないだろうに・・
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デザートの山ぶどうのシャーベットが運ばれて、食べていると、「2時からお餅つきを行います」と言う案内と共に、参加を募る放送があった。 丁度、食後のエンターテイメントなのであろう。 ついたお餅は、雑煮として振舞われる・・と言う。
「よいしょーっ!」と言う威勢の良い掛け声が庭園を亘り、餅つきの様子が窓から見えたので、これで参加した事とし、雑煮を頂戴した。 出汁の効いた少し濃い目の醤油の汁に餅片が沈み、揉み海苔が載っているだけの、シンプルなものだ。
これが、また美味いっ! 搗きたての餅の雑煮を、海苔の高い香りと共に初めて食べて、感激をしてしまった。 当然、別腹である。
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聞けばこれからの季節、梅・桜・新緑・水芭蕉・蛍 ・・と続くらしい。 よーし、また来よう!
天候にも恵まれ、時間がゆったりと流れる、佳い一日となった。