パーキンソン病/症候群の闘病記です。 同病の方々のご参考になれば幸いです。

idやURLのPSPとはパーキンソン症候群の中の進行性核上性麻痺、PAGFとはPSPの非典型例である純粋無動症の事です。

転倒事故15−手当て

入浴が済んだら、傷の手当を行う。

 

先ずは、額の裂傷である。 自分で初めて絆創膏を剥がし、鏡を見た時は、驚いた。 傷に毛髪が絡んでいるのである!?!

 

   (いや、いくら研修医でも、そこまでは・・)

 

と思い直して良く見ると、それは縫合糸であった。 傷、そのものは分からない程、綺麗に修復されていた。 この傷を見る度に、あの優しい目をした外国人医師を思い出す。

 

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手順は、至ってシンプルだ。

 

?       綿棒の片側を、殺菌剤で湿らす。

?       ?で、傷を拭う。 痛みはない。

?       綿棒の反対側に、抗生物質軟膏(ゲンタシン)を付ける。

?       ?で、傷口に軟膏を塗る。

?       バンドエイド(特大サイズ)で、傷全体を覆う。

 

これだけだ。

 

他に、手の甲や膝に小さな擦過傷がある。 最初は額の傷に対すると同じ様に、処置をしていた。 でも段々と傷が治って行くに従い、軟膏を薄く塗るのみで十分となった。

 

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後は腰に湿布を貼り、背中の痛みの残る辺りにインドメタシン軟膏を塗って、完了である。

 

服を着せてもらったら、布団に横になった。 そして、少しウトウトした。 至福の時間である。