運動の必要性を痛感する
2011年8月下旬の休日は、朝から園芸で忙しかった。
? 芝生にコニシキソウが目立ってきたので、芝専用の除草剤を散布した。
? ビニールハウス内の藁をリヤカーに積み、木小屋に運んだ。
? 黄色い花を移植した。
この内?と?は、整地工事の準備である。 いずれも工事領域にあるので、予め引っ越しておかなければならない。 慣れない作業の上だった上に結構な運動量となったので、終わった頃には汗だくになり、シャワーを浴びた。
そして午後からは、恒例の芝刈りをした。 これまた汗だくとなり、再度、シャワーを浴びた。 1日2回の着替えで、洗濯カゴが一杯となってしまった。
・・と言うのも、いずれも長ズボンのジャージと長袖の体操着、厚手の靴下を着用したからである。 兎に角、藪蚊が凄いのだ。 いくら虫除けスプレーを露出部に噴霧しても、間に合わない。 普通の服では、服の上から刺されてしまう。
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午前・午後と、相当な運動量となった。 さて、疲労時のパーキンソン症候群の症状の発現は、どうなるのであろう? 以前からの疑問であった。
これには、2つの可能性を考えていた。
? 随意運動により脳内のカテコールアミンが枯渇し、症状が重くなる。
? 運動がリハビリとなり、症状が軽くなる。
結論は、?であった。 確かに当日は疲労もあり、フラフラする。 でも、翌朝の調子がよいのだ。 逆に会社でデスクワークに没頭していた直後は、起立時に症状の発現が強く感じられたのと、符合する。
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脳神経内科の診察時、前任のT医師は、ウォーキングを薦めた。 後任のI医師も、同様である。 つまり、積極的に動く事が大切だ。 何かで、「パーキンソン病は神経の問題なので、リハビリの効果はない」との記述を読んだ。 その理屈はともかく、運動に効果があり、ADLを上げる(=維持する)のに間違いはない。
つまり、「体が上手く動かない」からと言って、安静にしていてはダメなのである。 当然と言えば当然であるが、今回、それを実感した。