芝刈り途中で、ダウン
2011年7月上旬、先週芝刈りをしたばかりであるが、虎刈りが気になったので、再度の芝刈りをした。 それでもこの季節は、芝の成長が早い。 集草箱には、刈った芝が思いの他、溜まって行った。
所が・・、芝刈りの途中で、強い脱力感に襲われた。
芝刈り機を押す姿勢が、保てないのである。 つい前屈みになり、突進歩行になってしまう。 普通に芝刈り機を押すのに、異常な「努力」を要する。
その結果、芝生が綺麗な平面に刈れないのである。 前屈みになると、芝刈り機の刃が芝から浮いてしまう。 つまり、芝刈り機を均一な力で押すことが出来ないので、緑が斑(まだら)になってしまうのだ。
疲労も著しく、芝刈りを途中で止めてしまった。 こんな事は、初めてである。 芝刈りを、これ程までの負担に感じた事はなかった。
今年の夏は、芝生を維持できるのだろうか? いや、今年はまだしも、この分では来年は覚束ない。
現在使用中の芝刈り機は「マイグリーン350」と言う、電動式のものである。 (既出)
http://img.pics.livedoor.com/012/b/e/be117fa31f4a79bd6292-1024.jpg
もし今後芝刈り機を押せなくなったら、ガソリンエンジンによる自走式に替える手もある。
http://www.honda.co.jp/lawn-garden/walking/hrg415-hrg465/
いや、いくら自走式であっても、私自身が芝刈り機の走行に追いつかないだろう。 であれば、いっその事、トラクターの様な乗用式にしようか?
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芝刈りにダウンして寝ていると、自分の病気に関して、色々な事が頭の中を過(よ)ぎって行った。 例えば・・
パーキンソン病は、「天寿を全うできる病気」と言われる。 でも、いくら天寿を迎えられても、自分で出来る事はドンドン減って行く。 (まぁ、芝刈りは出来なくても良いが。)
つまり、その間のQOLやADLが問題である。 これらが低いと、本人はもとより介護・看護する周囲も辛く、大変である。 誤解を恐れずに言えば、そうなった時は周囲に迷惑を掛けずに「ポックリ」と逝きたい。
でも、希望が無い訳でもない。 欧米では、iPs細胞を用いた脳神経細胞の再生、即ちパーキンソン病の根本治療法の研究が進んでいるそうである。 実際ヤール2段階まで回復した患者もいるとか?
この分野の研究の進歩は早いので、パーキンソン病への適用まであと10年、いや5年後には・・
その治療法がある程度確立されても、「高度先進医療」と言う事で、健康保険の適用はないであろう。 自費診療となるので、今からお金を貯めておく必要もある。