パーキンソン病/症候群の闘病記です。 同病の方々のご参考になれば幸いです。

idやURLのPSPとはパーキンソン症候群の中の進行性核上性麻痺、PAGFとはPSPの非典型例である純粋無動症の事です。

リハビリ470-新担当のM嬢

 2019年も4分の1が過ぎ、4月になった。 4月の初日から、「令和フィーバー」が続き、 株価も「ご祝儀相場」となったり、社名を「令和」に変更する会社も現れたりした。 

 

さて、4月の上旬、最初の行事は、リハビリである。 そこで、妻の運転で総合病院に出掛けた。 そして、受付前のパイプに座って待っていると、作業療法担当のM士が声を掛けて来た。 今日は、作業療法が先だ。 

 

その後、M士のサポートを得てりリハビリテーション室に入り、デスクへの案内を受けた。 こうして、書字、特に模写をやり、無事に作業療法が終わった。 次は、理学療法である。

 

   ――――――――――――

 

さて、M士の案内で、台に仰向けに寝ていると、私の名前を呼ぶ女性の声がした。 私はテッキリI嬢かと思い、上半身を起こして声のする方を見た。 すると・・ I嬢よりは体格の良い、女性がこちらに向かって来た。 

彼女は私に名札を示し、

 

   「Mと申します。 本日より(理学療法を)担当させて頂きます」

 

と、挨拶をした。 I嬢では無かったのだ・・

 

   ――――――――――――

 

こうして、新担当であるM嬢による理学療法の施術が始まった。 内容としたら、初回なので、今後のクリニカルパスに資する様な物が多かった。 例えば、脚の屈伸では、可動域を調べながら、その限界近くでは、必ず

 

   「痛く無いですか?」

 

と訊いた。 また、靴を履いて立位になると、彼女は、

 

   「私の肩を持ってもイイですから、片足で立って見て下さい?」

 

と言った。 私は、こけるとイケないので(遠慮なく)彼女の肩を押さえた。 すると、前々回のN嬢の様に、筋肉質で硬かった。

 

   http://psp-pagf.hatenablog.jp/entry/2019/03/17/094851

 

さて、主訴の歩行障害については、M嬢は、ウォーカーを用いた。 これは、歩幅を大きくするための訓練だと言う。 事実、歩行が安定するので、大きく歩けた。

 

こうして、無事にM嬢との初回の理学療法も終えた。 そして、せっかくなので、帰りにお花見――と言う名の「歩行訓練」――をした。 (お花見については、次回以降に・・)