パーキンソン病/症候群の闘病記です。 同病の方々のご参考になれば幸いです。

idやURLのPSPとはパーキンソン症候群の中の進行性核上性麻痺、PAGFとはPSPの非典型例である純粋無動症の事です。

ハローワークにて

さて、私は失業保険の失業給付金の受給を、3年間猶予してもらっている。

 

   http://psp-pagf.hatenablog.jp/entry/2015/08/20/071751

 

2017年6月上旬、そろそろ2年経つので心配になって来た。 しかもその間、身障者の認定を受けた。 そこで私は妻の運転で、妻のサポートを受けながら、ハローワークに出掛けた。 健常者だと遠い駐車場を指示されるのだが、係員に手帳を見せたら建物の直ぐ脇に駐車出来た。

 

先ずは総合受付で手帳を見せ、失業給付金を受けに来た・・ すると、意味ワカメだったのか、③番窓口で相談せよ・・と仰せつかった。 私は内心、

 

   「(⑤番窓口なのになぁ・・)」

 

と思いながら、③番に行って書類一式を渡した。 すると、受けた女性職員は、

 

   「求職者カードは、お持ちですか?」

 

と訊いた。 勿論、初めてなので、持っていない。 その旨を答えると、キーボードからカチャカチャと入力し、モニターのスクロールを目で追っている様だった。 そして、

 

   「⑤番窓口で承りますので、こちらへどうぞ」

 

と言った。 私は、

 

   「(ほら、結局、⑤番じゃないか!)」

 

とは思ったが、ま、何も言わずに女性職員の後を付いて行った。 すると彼女は、カウンターの中に入り、別の男性職員に私が準備した書類を透明なフォルダに入れたものを渡し、何か話して番号札を受け取った。 女性職員は私達に番号札を渡しながら、

 

   「この番号で承りますので、少々お待ちください。 ではこれで(私は戻ります)。」

 

と言い、去って行った。 ⑤番のカウンターを見ると「60分待ち」の掲示がある。 我々は、ただ待つしか無かった。

 

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本当に一時間程待ったろうか、漸く番号が呼ばれた。 応対したのは、体格の良い女性職員だった。 彼女は私が準備した書類一式を見て、こう言った。

 

   「失業給付を受けるためには、『働けない』じゃだめなの!」

 

と言い、F医師が書いてくれた「就労可否証明書」の「(4) 就労の可否 ウ   就労できる状態ではない」を指した。 また、「(3) 就労に際しての留意事項及び労働能力の程度」については、空欄でも良い・・と教えてくれた。

 

私は、延長期間中に働けなくなったので、「就職困難者」としての一時金を申請したかったのであるが、そのキーワード・「就職困難者」が出て来なかった。 そこで私は、「受給期間延長後の手続きにつきまして」と言う若草色のスリップを出して、再度、読んだ。

 

しかし、そこには「働けるようになった時」と言う項目はあっても、「働けるようになれなかった時」と言う項目がなった。 そこが、いかにも「お役所仕事」っぽい。 そこで私は前者への準備をして来たが、この事が誤解の発端であった。

 

但し、就職困難者とは、在職中に障害者になった人の事で、猶予期間中になった人は含まれない。 厳密には・・

 

   ――――――――――――――――――――

 

続いての指摘は、来所時期だと言う。 その女性職員曰く、

 

   「未だ、来所は早過ぎます。 猶予が来年5月末なので、まぁ、その頃は混むから、今年の秋以降ね」

 

と。 私が、

 

   「それまでに病状が変わるかも知れないからですか?」

 

と尋ねると、

 

   「そうです」

 

と答えた。 今回は、時期早尚だったのであろう。 捲土重来!