パーキンソン病/症候群の闘病記です。 同病の方々のご参考になれば幸いです。

idやURLのPSPとはパーキンソン症候群の中の進行性核上性麻痺、PAGFとはPSPの非典型例である純粋無動症の事です。

失業給付の受給期間延長申請

2015年7月中旬、失業保険による失業給付の受給期間延長を申請した。 これは失業給付が失業後1年間であるが、病気などの理由があると、その給付を最長3年間延長出来るのである。 ただ、その申請は退職後30日を過ぎての1ヶ月間に行わなければならない。

 

そこで、妻の運転でハローワークに出掛けた。 折しも日中の最高気温は35℃を越える予想なので、朝一で出発したが、そのため、まだ余り混んでいなかった。

 

ハローワークに着くと、総合受付に行き、そこで用件別に振り分けられる。 私が受給期間延長のためであると告げると、離職票-1とー2を受け取り、受付メモを添えてビニールケースに入れた。 そのケースには予め、番号が印刷された紙が差し込んであり、それが窓口番号になっている。

 

その番号の窓口に行くと、そのビニールケースと引き換えに番号札が渡された。 見ると、114番だった。 そして待合室の頭上には、現在処理中の番号が表示されている。 今は110番なので、実質4番目だ。 でも窓口が複数あるので、結構早いかも知れない。

 

それでも、20分程待ったろうか? 114番が呼ばれた。 名札を見ると、担当はT氏だ。

 

用件は受付メモで、T氏は分かっている。 すると、彼はデスクの下から2枚複写の受給期間延長申請書を出し、記入し始めた。 そして、申請者の部分は妻が書き、押印した。

 

すると彼は、私が提示した運転免許証と照合(=本人確認)し、両離職票に延長申請が受理済みである旨の朱印を押し、日付を入れた。 今度は、T氏が

 

   「何か治療中である事を、示す物はありますか?」

 

と、訊くので、妻が黄色い手帳を出したら、彼は知っている様だった。 そして手帳に挟んである「指定難病医療費給付票」を見せたら、彼はコピーの許可を得てからコピーし、原本を返却した。

 

いよいよ、延長申請の手続きも終盤である。

 

T氏は、A4の紙を2枚出した。 1枚は、「就労可否証明書」であり、もう1枚は、「受給期間延長後の手続きにつきまして」である。

 

前者は延長期間中に病気が治癒した場合に「就労が可能である」旨を医師が証明するものであり、後者は今後の手続きの案内である。

 

そして最後に質問をした。

 

① 延長期間中に好転した場合、延長期間を短縮できるのか? → Yes(上記)

② 延長期間が終了するも就労出来ない場合、救済策はあるのか? → No

③ 延長期間中に身体障碍者の認定を受けたら? → 別枠の求人がある

 

以上で用件が済み、ハローワークを後にした。 PSPは緩徐進行性であり、①は望めないが、権利をみすみす捨てる事はない。