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パーキンソン病/症候群の闘病記です。 同病の方々のご参考になれば幸いです。

idやURLのPSPとはパーキンソン症候群の中の進行性核上性麻痺、PAGFとはPSPの非典型例である純粋無動症の事です。

リハビリ325―「早歩きって、出来ます?」

さて、2016年7月下旬、今月最後のリハビリ日となった。 ・・ そして、M医師の予診を済ませて待っていると、定刻に開始となった。 そして、I士が

 

   「調子はどうですか?」

 

と訊いたので、良い旨を答えた。

 

この所、調子が良いのは、スマホゲーム「ポケモンGO」で家の周辺を歩いたり、チャリに乗ってポケストップを廻ったりしているからだろうか?

 

   ―――――――――――――――――

 

さて前半は台の上で、いつものマッサージ・ストレッチ・筋トレ等を行い、後半になってI士は私に靴を履く様指示し、台の脇に立たせた。 

 

そして歩行練習の前に、①バランスのチェックや、②失ったバランスの回復の練習等を行った。 例えば、片足立ちや片足立ちのまま膝を曲げたり、高い台に座り上半身を左右に振る練習をしたり、等である。

 

いよいよ、リハビリ室内での歩行練習である。 

 

最初は、片脚を高く上げ、ユックリ・ユックリと進む。 この途中で全体重が片足に掛かる。 その時のために、上記の①と②を行ったのだろう。 これで2往復した。

 

続いて、同じ動作を歩くテンポで行った。 ポイントは、早くなっても脚を十分高く上げる事らしい。 疲労のためテンポが遅れたり、高さが不十分だったりすると、I士が歩速に合わせて手を叩き、

 

   「ほら、もっと脚を上げてぇー!」

 

と、檄を飛ばす。

 

そして最後は、早歩きである。 I士は私にこう質問した。

 

   「早歩きって、出来ます?」

 

う~ん、摺り足なら出来るだろうけど・・ 兎に角、やって見る事にした。 すると、結構上手く出来た(自己評価)。 やがて、壁に達しそうになると、I士は

 

   「はい、ストップ!」

 

と声を掛けた。 普段なら急停止が出来ずに突進してしまう所であるが、なぜか上手く停まれた。 きっと、①もうすぐ壁なので、停まらないハズは無い・・と思えた事、②I士を始め、いろんな人の目があるので、チャンとやらなければならない・・と言う、適度な緊張感・・を持てた事、によるのだろう。 その後、この「早歩き+ストップ」を何回か行った。

 

終了時刻も迫った頃、I士は私に、こんな質問をした。

 

   「どうですか、何か困っている事でも?」

 

そこで私は、

 

   「方向転換が苦手で、良くすくんでしまったり、固まったりするんです」

 

と答えた。 彼の示唆する事は一つ。 向きを変える時、歩行の時と一緒で交互に片方の脚に体重をのせ、少しずつ回って行く事らしい。