パーキンソン病/症候群の闘病記です。 同病の方々のご参考になれば幸いです。

idやURLのPSPとはパーキンソン症候群の中の進行性核上性麻痺、PAGFとはPSPの非典型例である純粋無動症の事です。

電車に乗る

2015年の12月になった今日は友人と、ターミナル駅近くのファミレスで、抄読会を行った。 そう、以前、川魚料理を食べた駅である。 

 

   http://psp-pagf.hatenablog.jp/entry/2015/08/10/074656

 

駅に近いとあって、駐車場は無い・・と、HPの店舗案内にある。 そこで、電車で出掛けて見る事にした。 と言うのも、シンメトレルが200mg/日に増量されてから、割と調子が良いのである。

 

では、その論文は?

 

「The Role of the Postural Reflexes in Health and Well-being」であるが、その副題は、「Alexander Technique scientific briefing」とある。 つまり、前半は姿勢反射について、19世紀のCharles SherringtonやRudolph Magnusらの神経系の業績を学び、後半でF.M.Alexanderの開発した「Alexander Technique」を学ぼう・・と言うのである。

 

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待ち合わせはI:00PM。 私は電車を調べ、自宅の最寄り駅まで、妻に送迎を頼んだ。

 

久々のJR駅である。 しかし、自動改札のゲートを通る時に、足がすくんでしまった。 それでも何とかSuicaで通り、ホームまでエスカレータで降りた。

 

蛇足ではあるが、「下がるのに、エスカレータとは、これ如何に?」と謎を掛けられたら?

「階下に降りるのに、エレベータと言うが如し」とか・・

 

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定刻にホームに滑り込んだ電車に乗ると、立っている乗客はいなく、優先席が空いていた。 勿論杖を使ってるので、まぁ、そこに座る権利はあるだろう。 すると、電車の内装が変わっていた。 例えば、優先席付近の吊革は山吹色で、他の所は黒色なのである。 更には、握り棒が通常はステンレス製なのに、優先席では山吹色のラバーで覆われている。

 

ほぼ約束の時間になったので、レストランの前でメールを入れた。 

 

それは、待ち合わせのレストランが11月末で閉店した・・と言うものだった。 すると、直ぐに電話が入り、駅ビルの中のス〇ーバッ○ス・コーヒー店にしようと。 そして途中で落ち合い、コーヒー店に入った。

 

先ずは席を確保したら、店員が近づいてきてメニューを渡し、オーダーを訊いてくれた。 きっと私が杖に頼って着席する姿を見たのだろう。 そこで、私はサブマリンにラテを、知人は紅茶を頼んだ。 つまり、行列に並ばなくても済む様な配慮だ。 会計も、その場でやってくれた。

 

素晴らしい、シニア向けのサービスである。