Windows10 バージョンアップ顛末記
この7月末にWindows10がリリースされた。 私のパソコンのOSはVer. 8.1であったが、これを機にバージョンアップした。 その理由は、いくつかある。 例えば、
① Windows7以降からのバージョンアップは、無料である事
② 「新しいもの好き」である事
③ OSのサポートが無期限である事
④ WindowsHelloによる生体認証(顔、虹彩、指紋)が可能な事
⑤ エッジ(Edge、新ブラウザー)の使い勝手を試してみたい事
等が挙げられる。
バージョンアップは、非常に簡単である。 特に、予めバージョンアップの希望に「Yes」と答えていたので、ファイル群は読み込まれている。 Updateするだけだ。 そして途中にユーザー設定(希望)を1回入れるだけで、自動的に何度かリブートをしながら進む。
やがて、ロック画面(山間の湖)が表示され、Windows10になった。 拍子抜けする程、簡単だ。
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はやる心を抑えながらロック画面をクリックし、早速ログインした。 すると、タイル状のスタート画面でなく、デスクトップが表示された。 そう、あの使い勝手の悪い「タブレットモード」は指定すれば使えるが、デフォルトは見慣れたWindows7の様だ。
さて、生体認証でログインできれば便利であるばかりか、セキュリティも格段に向上する。 まぁ、指紋認証には外部デバイスが必要なので、早速顔認証でもやってみようと、すまし顔で自分自身の(比較用)対照画像を撮影した。 我ながら、不気味である。
所が、そこからのHelloの起動(インストール)方法が分からない・・ そこでWebを調べると、これ(顔認証)にも外部デバイスが必要らしい。 うーん、これじゃあ、いくら考えても無理である。
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そこでエッジを試してみる事にした。 エッジはChromeやFirefoxの機能の「いいとこ取り」をした新ブラウザであり、Windows10のデフォルトブラウザとなっている。 そのため、スタートメニューは勿論、タスクバーなどからIE(インターネットイクスプローラ)のアイコンは消え、エッジへのショートカットが置かれていた。
早速、OneDriveに接続してみた。 所が、フォルダー丸ごとアップロードは、相変わらず出来そうもない・・ これではChromeを温存しておく必要がある。 ちょっぴり、ガッカリである。
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次に、インターネットバンキングのサイトに接続し、ログインを試みた。 所が、「エッジはサポートしていません」とつれない・・ では、従前のIEを使えば? 確かにその通りなのであるが、ショートカットアイコンがことごとくエッジのそれに置き換わっている。
冷や汗三斗・・は嘘であるが、今更IEのショートカットを配置したくも無い。 と言う事でこちらも暫くはChromeのお世話になろう。 バンキングサイトは、Chromeをサポートしているからである。 因みに、IEは"C:\Program Files\Internet Explorer\iexplore.exe"である。
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まぁ、後は概ね快適である。 強いて懸念を挙げれば、Nortonのサポートであろう。 そこで、Nortonを最新の状態にしておこう。