パーキンソン病/症候群の闘病記です。 同病の方々のご参考になれば幸いです。

idやURLのPSPとはパーキンソン症候群の中の進行性核上性麻痺、PAGFとはPSPの非典型例である純粋無動症の事です。

リハビリ245―一層、難しく・・

2015年3月になった。 最初の行事は、上旬のリハビリである。 前回の教訓を生かして、ホール横のエレベーターに乗った。 そうすれば、リハビリ室の前に出る筈だ。 人は、これを「学習効果」と呼ぶ。

 

事実、今回は、直ぐに到着した。 改装の影響を受けて手狭となった受付や診察室であるが、多少ゴチャゴチャしながらも、最小限の機能はある。

 

M医師の予診をうけ、やはり手狭な待合室のパイプイスに座って待っていた。 定刻、リハビリ担当のI士がやって来て、

 

   「少し、お待ち下さい」

 

と告げ、室内を急がしそうに往復してから、施術の開始となった。

 

彼は私の構音障害を気に掛けていて、先ずは、呼吸法の練習をした。 台に仰向けになり、例えば深呼吸して、息をユックリ吐きながら「アーーー・・・」と言ったり、短く強く「アッ、アッ、アッ・・」と言ったりする練習である。

 

また台に腰掛けた状態でも、強く息を吹く練習も行った。 この時、彼は私の口先に手を当て、呼気を確認した。

 

続いて、肋骨下部やその内側の筋肉のマッサージを行った。 彼の説明によれば、私の場合は、ここの筋肉が固いそうである。 (くすぐったい、アレである。)

 

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さて、歩行障害に対するリハビリであるが、今回の課題は両手で両足首を持つものである。 それには・・

 

先ず、直立姿勢から前屈みになり、両手を床に着ける。 まぁ、頑張っても指先しか、付けない。 この状態から、両手を床から離して足首を握るのである。 

 

理想は膝を伸ばすのであるが、ハムストリングスが伸びないので膝が曲がってしまうのである。 私の問題は、ほぼ全てこのハムストリングスに起因する様だ。

 

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この後、「リハビリテーション実施総合計画書」にサインして、リハビリを修了した。 そして、残るは会計のみとなり、妻が総合受付に行った。 所が中々戻って来ないのである。

 

その時の様子は、直前のブログに書いた。