パーキンソン病/症候群の闘病記です。 同病の方々のご参考になれば幸いです。

idやURLのPSPとはパーキンソン症候群の中の進行性核上性麻痺、PAGFとはPSPの非典型例である純粋無動症の事です。

健康診断―3

さて、11月はじめの健康診断から2週間半で、結果が郵送されてきた。 期待半分・恐怖半分である。

 

早速開封すると、赤い文字が見えた。

 

    (あーぁ、範囲外か・・)

 

と思った。 ただ問題は項目とランクである。 それでは、個別に見てみよう。

 

先ずは、血液検査である。 これが全クリなのである! この年齢で、信じられない? これが、本当なんです!!! 更には尿も便潜血も、聴力も心電図も・・

 

では、何がアウトかと言うと、 BMI・視力・血圧・胃のバリウム透視である。 では、夫々について、言い訳を並べよう。

 

最初は、BMIである。 25.7だった。 つまり、身長が1cm足りないのである。 え? 問題は体重??? ムムッ、鋭いツッコミ! まあ、2.5Kg減で辻褄は合う。 であれば、可能な範囲だ・・ 来年は、頑張ろう!!! 

 

但し、腹囲が85cm未満なので、「メタボ」ではない。

 

視力は裸眼であり、自動車運転は「眼鏡等」が条件である。 近視なので、こうやってモニターを見ていても、何ら不便を感じる事もない。 判定はDであり、「要治療」(=眼鏡使用)である。

 

血圧は上下とも、境界域を超えていた。 判定はCであり、「要経過観察」だ。

 

さて、問題は、胃のバリウム透視だ。 ランクEは、「要再検査」らしい。 いったい何があったのか? それらは、透亮像・粘膜不整・憩室の3つらしい。

 

この内、透亮像(とうりょうぞう)とは、「バリウムをはじく変化の事であり、何らかの隆起がある場合に使われる表現です。 その多くはポリープや発泡剤の空気の泡のようなものの場合が多いのですが、早期胃癌の隆起型の場合もありえます。 もちろん、胃炎で粗大な粘膜面を示すものもありますが、普通は前庭部に見られることが多い様です。」 

 

とあった。 場所は胃体部である。

 

次に、粘膜不整であるが、場所は、胃前庭部と言う。

 

最後の憩室(けいしつ)であるが、これは「胃壁の一部が袋状に拡張して突出したものです。単発であることが多く、大きさは1〜7cm程度です。 胃憩室は頻度が低い(0.03〜0.3%)のですが、加齢とともに増え、増大する傾向があります。」と言う事らしい。

 

場所は「その他」となっているが、通常の好発部位は、噴門部後壁(ふんもんぶこうへき)(75〜80%)と幽門前庭部(ゆうもんぜんていぶ)(15〜18%)らしい。 と言うのは、噴門部は胃の筋層が薄く解剖学的に弱いうえに圧力がかかりやすい部位なので、胃憩室が発生しやすいらしい。

 

胃憩室はほとんど症状がないために、胃のX線造影検査や内視鏡検査で偶然発見されることが多い病気らしい。 胃憩室の多くは予後が良好なので、とくに治療する必要はないと言う。 しかし、胃憩室が発見されたら? 症状がなければ様子をみて良いらしい。

 

いずれにしても、フォローアップを受けた方がよさそうだ。