パーキンソン病/症候群の闘病記です。 同病の方々のご参考になれば幸いです。

idやURLのPSPとはパーキンソン症候群の中の進行性核上性麻痺、PAGFとはPSPの非典型例である純粋無動症の事です。

リハビリ167―健康保険が使えない?

2014年1月の最後のリハビリ日だ。

 

今日も早目に総合病院のリハビリ室に着くと、O士が我々を見つけてエアロバイクを負荷0.9kg・mで20分間やってくれた。 ペースは50~60回転/分を維持してみた。 最後の1分間位は頑張ろう・・と、19分になったので80回転/分でやってみたら、脈拍は一時的ではあるが、130を超えた。

 

やがて20分になり、「ピー」と言う音がして負荷が下がり、クールダウン・サイクルに入った。 するとO士がやって来て、

 

   「ちょっと、脈拍が高いですねぇ・・ 次回から(負荷を)0.8に下げましょう」

 

と言った。 そして、斜面台(によるふくらはぎ伸ばし)も先にこなした。

 

    ――――――――――――――――――――

 

そして台に乗り、マッサージが始まって、O士が切り出した。

 

   「じゃぁ、次回(のリハビリ時に)は作業療法がありますが、初回なので2単位・40分を予定しています。 理学療法と併せて80分になります。」

 

   「大丈夫です。」

 

   「作業療法士は、男性です。」

 

   「・・」

 

   「女性だと、○○さんは直ぐ(携帯の)電話番号を訊いちゃうから・・」

 

   「そんな事、ありませんよ!」

 

   「番号を訊くのは、(リハビリとは)別料金ですよ。」

 

   「えぇーっ? 健康保険は使えないんですか???」

 

と、談笑した。 その後レッグプレスマシを5分間こなしたが、O士が私の希望を聞いたので、80kgのセットである。 これは、重い・・ 途中、O士が訊いて来た。

 

   「どうですか?」

 

   「重い・・です。」

 

   「でしょうね、80kgは私でも重いですから。」

 

本当に重かった。 もうダメ・・と休もうと思ったら、

 

   「後、30秒ですぅー・・」

 

と、O士がストップウォッチを示した。 

 

30秒なら、頑張れる・・)

 

と思って、残り数回をこなした。 それを見て、O士はこう呟いた。

 

   (悔しいなぁ、何とか・・)

 

私をギブアップさせたいのである。 って、私に対抗して、どうするの!?!