パーキンソン病/症候群の闘病記です。 同病の方々のご参考になれば幸いです。

idやURLのPSPとはパーキンソン症候群の中の進行性核上性麻痺、PAGFとはPSPの非典型例である純粋無動症の事です。

転倒事故27―緊急手術

20123月上旬、整形外科の受診日となった。 実は前日が元々の予約日であったが、総合病院から自宅に電話があり、MM医師に緊急手術が入ったので診察を別日にして欲しい・・と連絡があったのである。

 

いつもの様に診察時刻である10時半の30分前にX線撮影をする様に言われている。 そこで妻の運転で、途中銀行に寄りながら総合病院に出かけた。 病院の駐車場が一番混む時間帯なのであろう、駐車場の係員に促されて進み、立体駐車場の3階に漸く空きを見つける事ができた。 ここからは一旦駐車場内のエレベーターで地上におりてから、病院に入る様になっている。

 

そこで病院内に入り診察券を受付機に通すと、電話で予約変更した通りの診察時刻となっていたので、安堵した。 

 

一旦整形外科の受付に出向き、X線撮影のオーダー票を作成してもらい、その票を放射線科の受付に提出した。 廊下の椅子に座り、コートを脱いで撮影を受ける準備をしていると、直ぐに呼ばれた。 ここで左肩のX線撮影を行い、整形外科に戻っての待合室で受診の順番を待った。 

 

緊急手術が入ったために、2日分の患者が今日に集中するのかと懸念はしたが、さほど多くなく、11時には呼ばれた。 緊急手術のしわ寄せがある訳でもなさそうだ。

 

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呼ばれて診察室に入ると、机上のモニターにはX線像が表示されていた。 先程撮影した、左肩である。 担当のMM医師はマウスで画像を拡大しながら、恢復が順調である旨の評価をした。

 

そして、ベルトを外し、骨折部位を触診した。 左上腕骨の肩関節の直下を指で押しながら一周し、MM医師は私に痛みの有無を尋ねた。 痛みは全く感じられなかったので、私はその旨を答えた。 左腕を動かすと角度により痛みはあるが、骨折部位に起因する様ではなさそうだ。 少し、安堵した。