パーキンソン病/症候群の闘病記です。 同病の方々のご参考になれば幸いです。

idやURLのPSPとはパーキンソン症候群の中の進行性核上性麻痺、PAGFとはPSPの非典型例である純粋無動症の事です。

新たな症状の発現か?

 201011月初めの事であった。 それは・・ 突然訪れたショックだった。

 

早朝5時頃、目が覚めたのでトイレに立とうとした。 所が、眩暈(げんうん)(=めまい)がして、布団の上でよろめいてしまったのである。 これまでにない違和感を、覚えた。 そのまま注意して立ち上がり、無事にトイレを済ませる事はできた。

 

しかし・・

 

その後も眩暈が残り、景色が回転している感じすらした。 これは、起立性低血圧とは明らかに異なる。 原因の可能性としたら、

 

?       姿勢反射の悪化

?       パーキンソン病の別の症状の発現

?       多系統萎縮症の症状の発現

?       萎縮している小脳の障害による症状の発現

 

の、何れかであろうか? 小脳は体のバランスを司るので、このグラングランする感じは?に近い。 頭の中で脳が締め付けられる様な感覚もあった。 何れにしても、病状は進んでいるのであろう。

 

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その後早朝のウォーキングに出掛けたが、この違和感は残り、大股歩行も難しかった。 抗パーキンソン病薬であるビ・シフロールの増量後2週間が経過し、この間、症状に改善が見られていただけに、逆行にはショックだった。

 

日中になり、日常動作をしていると、この眩暈は感じられなくなった。

 

投薬(増量)し最初の12週間は症状の改善が進んでも、34週間後に戻ってしまっては、この先どうなってしまうのであろう・・ こんなペースで症状が悪化するのは、多系統萎縮症だからだろうか・・と、不安になる。