パーキンソン病/症候群の闘病記です。 同病の方々のご参考になれば幸いです。

idやURLのPSPとはパーキンソン症候群の中の進行性核上性麻痺、PAGFとはPSPの非典型例である純粋無動症の事です。

ショックな出来事に落胆する。

 ビ・シフロール0.125mg錠×2/日の投薬開始からほぼ4週間後の201010月上旬、薬効が感じられず、辛い。 その理由として、次の4つが考えられた。

 

?       出張に伴い、喉を痛めてしまった。 喉の痛みそのものは収まっているが、だるくて熱っぽい。 また、頭痛・鼻水・関節痛もある。

?       同じ総合病院の消化器科で、腹部超音波エコーと胃カメラ(経鼻)検査を受けた。 検査前は服薬禁止、検査後も(麻酔が切れるまでの1時間は)飲食禁止であり、朝の分が午後3時頃の服薬となった。

?       連用による、薬効の逓減。

?       病状(症状)の悪化。

 

上記の?に対し、市販のかぜ薬(新ルルA3錠)を服用し、就寝した。

 

翌朝、ルルのお陰か、かぜ様症状は軽くなった。 朝食後の8時頃、パブロン(顆粒)を服用し、ビ・シフロールも午前9時頃服用した。 運動性、特に歩行の症状が再発してしまった感じである。 額に脂汗も出る様になった。

 

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更に10月中旬には、ショックな事があった。 

 

妻と近所のスーパーに買い物に行った時の事である。 休日の買出しなので、スーパーのカゴに3つも買い込んだ。

 

先に妻がレジを済んだ分のカゴ(1つ目)を包装台に運び、袋詰めをしていた。 やがて次のカゴ2つ目)のレジが済んだので、私が包装台に運んだ。 そして最後の買い物カゴ3つ目)のレジが終了したので、私がそのカゴも包装台に運ぼうとした時だった。

 

チェッカーの女性が

 

「(このカゴは私が包装台まで)運びます」

 

と言って、レジのあるカウンターからわざわざ出てきて運んでくれたのである。 こんな事は、初めて

 

想像するに、荷物が入って重くなった2つ目の)カゴを運ぶ私の後ろ姿が、よほど覚束(おぼつか)なかったのであろう。 勿論、チェッカーは持ち場を離れてまで、私に対して最大限の気配りを見せてくれた。 それはそれで、感謝に堪えないし、従業員教育も行き届いている印象で、店舗側に対しても好感が持てる。

 

でも・・ しかし・・である。 他人から見ると、私の歩く姿・物を運ぶ後ろ姿って、そんな風に映っていたのだ。

 

そう思うとショックは隠せず、落ち込んでしまった。