パーキンソン病/症候群の闘病記です。 同病の方々のご参考になれば幸いです。

idやURLのPSPとはパーキンソン症候群の中の進行性核上性麻痺、PAGFとはPSPの非典型例である純粋無動症の事です。

ヘッドセットの準備

烏賊博士こと私の旧知が、私にBluetooth接続のヘッドセットの購入を

 

   http://psp-pagf.hatenablog.jp/entry/2016/04/29/070815

 

薦めた。 それは私の歩行に聴覚キューが有効であり、その音源としてスマートフォンを用い、それが発するリズム音をBluetoothでヘッドセットに送る事を意味する。 

 

そこで、私は近所のパソコンショップに行った。 店員に店内の展示場所を訊くと、あるコーナーを案内してくれた。 見ると、本当に色々な種類のがある。 店員は、

 

   「こちらに、ヘッドフォンタイプのもありますよ」

 

と言って消えた。 しかし、私はヘッドフォン型のには、興味ない。 そこで改めて棚を見ると、ざっと30種類以上はあるだろうか? 値段も2,000円~5,000円まで色々である。 まぁ、どれでも可であろう、Androidにさえ対応していれば・・

 

その中で、「骨伝導」と言うフレーズの入ったものが、目に留まった。 しかも、「マルチポイント機能搭載」とある。 「骨伝導」なら、音もクリアーだろうと言う理由で、選んだ商品は、「Prinstone」社製の「PTM-BEM8」である。 

 

価格は展示品の中では高い方であるが、問題は私の携帯電話にキチンと接続できるか否かである。 そこで現品を持って、対応機種を店員に訊いたら、私の携帯電話のメーカー名(Huawei)だけ確認して、ノートパソコンから何かを入力し、

 

   「大丈夫です、繋がります」

 

と断定した。 そこで、私はクレジットカードで購入した。

 

   ――――――――――――――――――――

 

家に帰って早速開封し、付属のUSBケーブルで、先ずフル充電した。 程なくLEDが消えて、充電完了となった。 後は、Bluetooth接続である。 これは「ペアリング」と呼ばれる。

 

箱内のマニュアルに従い、携帯電話側で、Bluetoothデバイスを探している事を確認し、ヘッドセットの電源を入れると、LEDは青と赤に点滅しペアリング完了となった。

 

早速、先日インストールしておいた「メトロノーム」のソフトを走らせると、ヘッドセットから2拍子の「ポッ・ピッ・ポッ・ピッ・・」と言う音がしてきた! そして、左耳に装着し、角度を合わせると・・ うん、歩き易い!!!

 

これで電話用のみならず、色々な使い道が考えられる。 例えば、もう一台の相手として私の愛機であるパソコン(Surface Pro 3)を選択すれば、Youtube 等の動画の音声を周囲に気を遣わずに楽しめる。 事実、周囲にも気兼ねなく、楽しめている。

 

では、携帯電話でも動画を楽しめる! ・・と思ったが、実はCPUの処理能力が不足しているので、動画が途中で途切れてしまう。 さしものオクタコアの1.2GHzも・・

 

勿論、音質は良い。 低音域では、耳内の部分が振動し少しくすぐったい感じもする。 ただ、問題は内部の電源である。 充電回数は、約300回。 それがこの製品の寿命だそうだ。 電池交換は出来ないらしい・・