パーキンソン病/症候群の闘病記です。 同病の方々のご参考になれば幸いです。

idやURLのPSPとはパーキンソン症候群の中の進行性核上性麻痺、PAGFとはPSPの非典型例である純粋無動症の事です。

リハビリ273―復習

診察が終わると、今日はこの後、リハビリがある。 そこで、妻に車椅子を押してもらった。

 

リハビリテーション室に着くと、予約時刻まで10分以上ある。 余裕だ。 と言うのは、当日、外来診療を受けている場合は、リハビリテーション室での医師による予診を受けなくても良いからだ。

 

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ほぼ定刻、I士が現れ、理学療法が始まった。 彼は私の下半身から上半身へと、マッサージやストレッチを行った。

 

そして、四つん這いになって、「犬・猫のポーズ」を何度か繰り返した。 そして、犬のポーズになった時、S士は私の腹部の下の台を撫で、

 

   「う~ん、お臍が台に着く位、反れませんか?」

 

と言いつつ、私の腰を押した。 まだ、数cmのギャップがある。 

 

   「脊柱が固いんですねぇ・・」

 

と言い

 

   「折角ヨガマットを買ったんですから、家でも練習して下さいね!」

 

と、宿題とした。

 

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その他、今回は新技は、無かった。 総復習である。 こうして、今回のリハビリを終えたが、受付に戻る時、杖を使わずに歩いてみた。 

 

すると、背筋をピンと伸ばせた。 つまり、杖に頼ったり杖を歩行キューとして使ったりすると、どうしても前に屈んでしまうのであった。 I士はその歩行姿勢に直ぐに気付き、

 

   「オッ、イイじゃないですか!」

 

と評価してくれた。 嬉しいものである。 内心、

 

   「(今月の目標として、姿勢の改善と書いたからには、ねっ!!!)」

 

と思った。