晴雲酒造・玉井屋
尚、以下には店舗や商品の固有名詞が出てくるが、本ブログには特定の店舗・商品を推薦する商業的意図は無い。 ただ、個人の感想である。
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久しぶりの254号線である。 街道沿いには真新しい建物が並んで、発展の様子を窺い知る事が出来る。 道路も拡幅され、快適なドライブとなった。 ナビに従い道を左に折れると、やがて小川町が近づいてきた。
町内に入ると、「紙」と染め抜いた暖簾が掛かっている店舗が見える。 小川町と言えば、和紙で有名だ。 なぜ、和紙か? ・・と言うと、水が綺麗だからだ。 もう、タイトルとの関連は、お分かりだろう。 綺麗な水は、美味しい日本酒作りに必須なのだ。
では、なぜ「晴雲」なのか? それは、食後の酒造見学の時に、明らかになる。 因みに線香は「青雲」であるが、発音が同じだからと言って連想するのは、私くらいなものだろう。
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到着が予定より早かったためか、店内にはひと組がいただけだった。 テーブルに着くと、前掛けをした和装の女性店員が、食事の案内をしてくれた。
「この水は、お酒作り用の源水なんです。」
と厚いガラスのコップに冷水を注いでくれたり、
「本日のオススメは、この季節限定の・・」
とか、
「前菜は、あちらから、ご自由にお取り下さい」
などである。 店員の案内した方向を見ると、大皿に空心菜と山菜の和え物、さつま芋とカボチャのサラダ、キンピラゴボウがてんこ盛りになっている。 訊けば、いずれも地産地消のものらしい。
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料理は、主菜と主食が選べるので、私はポークの味噌漬けととろろご飯を選んだ。
(続)